クチコミ分析で採用力の強化を

評価スコアは応募率に直結します

評価スコアが4点台の企業には、2点台の企業に比べ、求人を閲覧したユーザーの応募率が1.5倍増えます。

評価スコアが2点台の企業への応募率を100とすると、3点台前半の企業は111、3点台後半の企業は128、4点台の企業は150となっています。

クチコミ分析では、自社の課題を発見し、スコアの向上に取り組んでいただけます。

課題の発見方法1：自社内で比較する

実用例：LIFULLの新卒入社と中途入社

新卒社員の社員クチコミ

社外に積極的にアピールしているように、ビジョンを非常に重視している会社である。年に1回ビジョン確認のためのペーパーテストがあり、正社員は合格が必須となっている。会社の中で「正」とされる価値観が明確なので、会社のビジョンに共感できる人は働きやすく、成果も出しやすい。

回答者：開発、在籍3～5年、現職（回答時）、新卒入社、男性

回答日：2017年6月9日

中途社員の社員クチコミ

理念を重視し、それに共感する社員を採用し、非常にガイドラインや理念を重視する会社。毎月、ビジョンについて語り合う時間が、業務が終わった後の19時から21時まで開催される。これ以外にも、ビジョンにまつわる社内業務が多く、日頃の生活や業務を圧迫している。これに共感できる人にとっては、とても一体感があっていい会社だと思う。

回答者：企画、在籍5～10年、現職（回答時）、中途入社、女性

回答日：2017年8月21日

新卒社員に比べると、総じて中途社員の評価が低くなっています。社員クチコミには、新卒・中途共に「ビジョン」や同社が掲げる「利他主義」という言葉がよく見られ、他企業で経験を積んだ中途社員にとっては馴染みにくい側面があることが確認できます。自社内の属性で比較分析を行うことで、属性（入社形態、性別、部署等）での課題を発見いただけます。

課題の発見方法2：他社と比較する

実用例：ソニーとパナソニックの技術系中途社員

ソニーの社員クチコミ

入社を決めた理由：面白そうなことをしてそうだったから、また自由度が高い会社だと感じたから
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」：実際色々なことをやっていて、社員個人が色々提案する場がたくさんある。しかし結局のところ実際に製品化されるものはごくわずかで、相当気に入れられるか、よほどの価値を見いだせないと難しい。

回答者：エンジニア、在籍3～5年、退社済み(2015年以降)、新卒入社、男性

回答日：2017年11月16日

パナソニック株式会社と比較しますと「風通しの良さ」が高い一方、「人材の長期育成」が低いことがわかります。社員クチコミの内容からも、チャレンジ志向の高い社員が、職場環境には満足しつつも成功体験を掴めないため、新しいチャレンジを求め転職していることが読み取れます。