電通の採用　「就職・転職リサーチ」　＜社員のクチコミ情報＞

回答者 営業、総合職、在籍3～5年、現職（回答時）、新卒入社、男性、電通 3.8

年収	基本給（月）	残業代（月）	賞与（年）	その他（年）
850万円	30万円	20万円	250万円	--

給与制度：
入社5年目までは基本的に皆同じクラスで、基本給は毎年一律で上がっていく。
賞与に関しても5年目まではクラス内でほぼ同じ額の支給になるため、クラス内での給与差は残業時間をいかにするかによってのみ変わるイメージ。
6年目以降は年次による基本給+各自の担うミッションに応じてグレードが付与されそれに応じたプラスαの給料が支給されるため、付与されるグレードによっては6年目から高い水準の給料を得ることも可能だが、実質的にはやはり上の年代が上のグレードを取ることが多い。(少しずつ変わってきているという話も聞きます。)

また、2023年から給与制度の見直しがあり、固定残業30時間が導入され、特に若い何時の社員の基本給も昇給されたため残業をあまりさせてもらえない1年目でもある程度の給与が貰える環境になった。

評価制度：
5年目までは年初に建てた目標に対しての達成度が年末に決定し、その達成度によって賞与が若干変動する。
6年目からは付与されるミッションに対する達成度の評価となり、次年度のグレードにも影響があるため給料に多く影響する。

回答者 プロデューサー、在籍15～20年、現職（回答時）、新卒入社、男性、電通 4.3

入社を決めた理由：
幼少期から広告の仕事に憧れていた。

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」：
社の事業が広告領域から企業価値向上のための総合ソリューションに拡張。戦略コンサルの領域に戦場を移そうとしている。従来の広告会社にイメージするような「コミュニケーション」「クリエーティブ」「メディアビジネス」「大型イベント運営」といった仕事に対するウェイトは徐々に下がっていく傾向なので、その領域で仕事をしたいという人にとっては今後可能性が狭まっていく企業かもしれない。

回答者 総合職、在籍5～10年、現職（回答時）、新卒入社、男性、電通 3.8

働きがい：
一つのアウトプットが見える点が達成感を得るという意味では、働きがいとして捉えることができると思う。
また社内に聞けばさまざまな業界のプロフェッショナルがいるので、人脈、知識を得るにはもってこいの環境。

成長・キャリア開発：
双方に取引先がいる中で妥協点を見つける能力がついたと考えられる。
クライアントの要求に対してスピード感持ってレスポンスしていくなどの俊敏性も身についた。
また多少のことでは折れない精神力も得られた気がする。

回答者 グローバル部門、プロデューサー、GM、在籍20年以上、退社済み(2020年以降)、新卒入社、女性、電通 4.5

基本的に知的労働がベースで、アイデアや視点、コミュニケーション力や企画の実行力が重要視されるため、女性も男性も特に制度上、区分はなく、男女ともに育休・産休もとりやすい。このため、女性も働きやすい職場だと思う。女性の管理職もかなり増えて女性上司が一般的になりつつある。一方で、役員や取締役の女性比率は、まだまだ少ない（外国人・社外を除く、生え抜きからの登用が非常に少ない。創設は100年以上前だが、女性役員が初めて誕生したのは数年前）。

回答者 マーケティング、在籍5～10年、現職（回答時）、新卒入社、女性、電通 4.4

休みは比較的、融通が効きますので、取りやすい環境にあります。クライアントに左右されることもありますが、基本的にバランスはとりやすいです。また計画的に有給を消化することのできる日が設定されているため、月に1回は大抵の場合3連休を取ることができます。
繁忙期はかなり忙しくなりますが、その後にまとめて休日を取るなどすることができます。
また基本的にはスーパーフレックスですので、家事や育児ともバランスをとりながら安定した生活を送りやすいです。

回答者 営業、在籍15～20年、現職（回答時）、新卒入社、男性、電通 2.8

強み：
やはり既存マス領域内でのプレゼンスは圧倒的。業績が悪くなると希望退職制度やビル売却、アドミ部門と子会社らの統合によるコスト最適化等、かなり機動的に動く事。

弱み：
既存マス自体の市場が右肩下がりで止まらない事。

事業展望：
特にテレビ全盛期の時にその枠を独占できた時代が異常なだけで、普通の代理店的な収益、給与水準に単純に収束していっているのだけかもしれない。かつてが異常なだけで、そこをベンチマークにどう盛り返すか、はそう言う意味ではもしかしたら的外れかも。

回答者 電通総研、マーケティング、部長、在籍20年以上、退社済み(2015年より前)、新卒入社、男性、電通 10年以上前 4.1

鬼十訓という社則は素晴らしいものだが、大企業社員ではなく、公私混同が認められるようなまたどうしても成功したい個人の独立事業者、創業者などに初めて認められるものであり、時代が求めるコンプライアンスに向かなくなった。その精神をいかに保った上で、リスクの少ない時代に歓迎される企業文化や社風を再定義していくのか。自分はそこにはきちんとした言葉と仕組みが必要であるし、電通自体が他社に対しては、その能力を売り物にしているはずである。頑張っていただきたい。

※このクチコミは10年以上前について回答されたものです。