ニッセイ情報テクノロジーの就職・転職リサーチ
組織体制・企業文化
公開クチコミ
回答日 2023年01月02日
回答者
プロジェクトリーダー、在籍5~10年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、ニッセイ情報テクノロジー
3.4
【組織体制】
日本生命の巨大システムの運用を担っているグループ会社として、システム受託開発の要件定義~保守・運用を担っている。日本生命グループを顧客とした内販(主に大阪・東京)と、日本生命グループ外(主に大阪以外)を顧客とした外販がある。売り上げとして内販比率が高め。グループ会社内の吸収・合併により、アウトソーシングの売上も増えつつある。内販の運用保守に伴う、ストック的な安定的な売上があるため、会社としては非常に安定している。自社製品については、マーケットインの観点で積極的な開発をしている。ヒットしている製品は1割にも満たない印象だが、ニッチなマーケットではシェアを占めている。外販ではシステム受託開発の売上以外に、このような売上も寄与している。
【企業文化】
日本生命のシステム子会社であるため、基本的には日本生命の文化を引き継いでいる。一方、社外的にモダンなテクノロジーカンパニーであることを謳っているため、お洒落な職場空間を目指していたり、リモートワーク・フレックス制度・ビジネスカジュアルを浸透させている。女性の子育て支援に関する社内制度も整っている。機能発揮しない(=仕事ができない・しない)社員に対しても優しい。しかしクライアントワークである以上、これらの制度の活用が難しい部署・チームもある。また、社員教育に対する投資は大きく、特に新人・若手(1年目~5年目)に対する教育は非常に手厚い。逆に言うと新人・若手を抱えるチームのマネージャーは、彼ら・彼女らの教育状況(開発案件のアサイン・資格の取得・研修の受講)に対して非常に気を使う必要があり、負荷が大きくなっている。
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年収・給与制度
公開クチコミ
回答日 2023年03月25日
回答者
SE、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、ニッセイ情報テクノロジー
3.6
給与制度:
1年目から賞与が出るのがありがたいです。額面で夏は15万、冬は55万ほど賞与が入りました。
3年目、6年目のタイミングで役職が上がり、6年目の専門3になると600万ほどもらえると聞いています。
住宅手当は実家から100分以上だと支給されます。実家から100分以上の人は、蒲田にある大体刈り上げ社宅に入居します。部屋もとても綺麗でした。
そのほかこれといった福利厚生は特にありません。
評価制度:
資格を取ることを求められます。
回答者
プロジェクトリーダー、在籍5~10年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、ニッセイ情報テクノロジー
3.4
入社を決めた理由:
入社理由は以下のパターンが多いと思う。
①ITエンジニア未経験でもITエンジニアとして活躍できる。
②日本生命の巨大システムの開発に携わることができる。
③日本生命グループとして安定している。絶対に潰れない。
④女性でも活躍できる。育児・産休制度が整っている。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
①相違はない。ただ認識しておくべきは、当社で扱う案件はレガシー且つローカルな開発技術・手法(マネジメント、開発言語、フレームワーク、アーテキテクチャ)なため、モダンなWEBサービス開発に利用される技術・手法を求める場合、完全にミスマッチする。さらに悪いことに、日本生命ローカルな技術が多いため、業務システム領域でも他社で通用する技術経験を積むことが難しい。未経験入社であれば、第2新卒枠でWEB系に転職していく者も多い。
②相違はない。日本生命の持つ巨大システムの運用保守が開発案件の主を占める。この開発経験は他社では積むことのできない貴重な体験だと思う。ただ24時間365日の運用であるため、携わるエンジニアは夜間・休日コールの対応をしなければならず、対応が漏れると非常に詰められる。しかも業務時間に含まれない。
③これは間違いない。安定している一方、年収は上がりづらく、努力や成果に見合うだけの報酬が得られない。よって、業務負荷の高い中堅社員以上は、外資系IT企業(Acc等)・コンサルティング企業(BIG4等)へ、驚くほどの人数が流れている。
④これも間違いない。育休・産休の取得や、その休暇明けで、復職している女性社員を多くみている。組織の売上目標は変わらないため、誰がカバーしているかというと、独身女性や男性社員である。ちなみ男性社員が育児休暇等を取得しているケースは、開発部隊において見たことがない。
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働きがい・成長
公開クチコミ
回答日 2023年07月09日
回答者
システム開発、プロジェクトリーダー、在籍15~20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、ニッセイ情報テクノロジー
3.1
働きがい:
ニッセイという大きな母体に対してITによるサポートをしているという面でやりがいを感じられる人には良いかもしれない。
成長・キャリア開発:
ニッセイ開発においては、開発プロセスがしっかりしているので、学べることは多いと思う。部内研修なども手厚い印象。また、お客さんであるニッセイに対して優秀な方に当たるとさらに学べることは多くなると思います。
一方、一般市場ではニッセイ開発ほど開発プロセスを整えられないケースがあり、より戦場のような実践的な雰囲気で業務に従事することが多いか。厳しい反面、成長スピードとしては一般市場の開発に関わる方が経験値は高いかもしれません。、
回答者
プロジェクトリーダー、在籍5~10年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、ニッセイ情報テクノロジー
3.4
これは担当プロジェクトと部署による、としか言いようがない。バックオフィス系部署は基本的に定時退社・残業も数時間程度。一方、売上を稼ぐ開発部隊・部署では、ワークライフバランスは悪い。平日は9:00~22:00(昼休憩15分)で働き、有給も半分は出社して働く、というプロジェクトマネージャー(リーダー)を多く見ていた。彼らの36対象の残業時間は、80時間~100時間はあったように思えるが、上長の圧力が強く、勤怠が30時間強までしか付けられないため、残りは控除時間 or 勤怠をつけない、といった状態。最近は内部リークがあり、労基からの厳しい指摘があり改善されたと聞いた。しかし、仕事量は変わらないため、働き辛さを感じながら、各人が仕事を消化するための裏道を模索していると思われる。
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退職検討理由
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回答日 2023年06月01日
回答者
システム開発、在籍3~5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、ニッセイ情報テクノロジー
2.6
残業時間の多さ。事業部により偏りがあるにも関わらず、6年目以降は基本的に裁量労働制となるため、不平等感が否めない。
また、社内異動制度があるものの、残業の多い事業部から他事業部への異動はよっぽどの理由がない限りできない印象を受けた。
年次が上がるにつれて開発よりもマネジメントのタスクがメインとなる。大体6年目あたりからマネジメントメインとなる。そのため、開発をゴリゴリ実施したい方にとっては不向きである。
回答者
プロジェクトリーダー、在籍5~10年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、ニッセイ情報テクノロジー
3.4
強み:
日本生命グループにおける、システム運用・保守といった、ITの守りの領域で安定した売上があること。業界の知名度と信用。ニッチな領域でのシェア。
弱み:
DX推進やサービス開発といった、ITの攻めの領域で全くノウハウがないこと。ITの守りの領域のノウハウが委託の外部人材に依存していること。
事業展望:
親会社の事業計画書を確認しても、ITの攻めの領域では日本生命の事業戦略として、日本生命社内でエンジニア人材を採用しエンジニア組織を構築するみたいです。ニッセイ情報テクノロジーは日本生命グループ内のコストカットを目的とした、システム運用・保守といった守りの領域を委ねられています。そのため、ニッセイ情報テクノロジー内部の人材価値がスケールすることはありませんし、会社自体もスケールすることは今後もないでしょう。ただしこれは、弊社に限ることではなく、似たようなユーザー系システム子会社全般に言えることです。
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経営者への提言
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回答日 2022年02月04日
回答者
SE、専門Ⅰ、在籍3年未満、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、ニッセイ情報テクノロジー
3.4
経営者の方々が、非常に賃金にこだわってくれていることは感じるが、新人の給与がやはり少ないと思う。
教育体制がしっかりしていて、尚且つ成長させてくれているのだから、2年目でもう少し給与を上げるなど工夫をしなければ向上心がある社員は出ていってしまうと思う。自分も今回の転職で、同じ業界、同じ職種ですぐに100万ぐらいの年収アップを実現できた。
しかし、働いている人は基本的に気の良い人で人を不快にするような人はいない。
生意気言って申し訳ないが、もう少し、ガツンガツンと営業チームそろえて外部市場の案件取ってきてくれたら、会社全体の年収上がるのかなと思ったりしましたがいかがであろうか。