アレクシオンファーマ合同会社は、グローバルなバイオ製薬企業である米国アレクシオン・ファーマシューティカの日本法人として2008年9月に設立されました。
「希少疾患の患者さんとそのご家族に希望をお届けする」という私の使命を実現するために挑戦を続けてまいりました。
アレクシオンは創立以来20年以上、補体領域のリーダーとして補体に関連する疾患の治療薬の開発に臨んでまいりました。
最初かつ唯一承認された治療薬であるソリリス®(エクリスズマブ)です。
ソリリス®は日本において尿も、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)の治療薬、そして非典型溶血性ウイルス症候群の治療薬として承認されましたこれらの疾患はいずれも、制御不能な補体活性化を原因とし、生命を守る深刻な超希少疾患です。
さらにソリリス®に関しては、2017年に全身型重症筋無力症の治療薬としても承認されました。
神経疾患領域では現在、視神経脊髄炎スペクトラムに対して開発も進められています。
また、2019年6月に、これまでのソリリス®の実績を基に作られ、初めての長時間作用型の終末補体阻害剤であるユルトミリス®(ラブリズマブ)がPNHの治療薬として承認され、同年9月に発売されました。
もう一つの主要領域である代謝性疾患領域は、2015年に低ホスファターゼ症(HPP)の治療薬としてストレンジック®(アスホターゼアルファ)を、2016年にはライソゾーム酸性リパーゼ欠損症(LAL-D)の治療薬としてカヌマ®(セベリパーゼアルファ)が発売されました。
ストレンジック®、カヌマ®は、それぞれHPPとLAL-Dに対する酵素補充療法であり、これらの疾患に対する初めての治療薬です。
私たちの社員全員が、「患者さんのためにつくす」「先に行動する」「仲間を力づける」「革新的なソリューションを生み出す」という4つのカルチャー・バリューを基軸として、希少疾患の患者さんお一人おひとりが困難を乗り越え、答えを見つけ、笑顔で生活できるように、一日たゆまぬ努力を重ね、今だ満たされていないペイシェント(患者さんの)ニーズにこたえられるように向かいます。