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回答者
アプリケーションエンジニア、在籍5~10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、野村総合研究所
3.1
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社員の多大な残業により、高い利益率を出しています。昔よりは改善されているようですが、上限ギリギリまで残業することが多いです。
NRI社員は単価が高いので、なるべくパートナー社員の割合を高くしています。その結果、1チームにつき、NRI社員1人、パートナー社員30人ということもあり、すべての成果物を確認することは難しい状況に追い込まれます。それでも、成果物にミスがあった場合には、なぜ見つけられなかったのか詰められます。
実際には、新しい価値を生み出すよりも、既存のシステムの維持保守をすることが多いです。
野村総合研究所の就職・転職リサーチ
年収・給与制度
公開クチコミ
回答日
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回答者
コンサル、専門職、GM、在籍10~15年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、野村総合研究所
3.9
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給与制度:
総じて高め。賞与は年間で概ね給与8ヶ月分ほど。
1,000万円程度まではとんとん拍子で年平均100万円程度はあがっていた。
ただし、最近は若干上がりづらくなっているとの話あり。
手当の観点から、新卒入社後数年は家賃補助が7万円支給されていた(昇格に伴い消滅。当時院卒で3年、学卒で4~5年程度支給)。
評価制度:
院新卒で6~7年目くらいまでは概ねエスカレータ。その後は上がり方に差が出てくる。
管理職級(当時の上級専門職、現在のエキスパート)に上がるのが一つの壁で、上がれない人は延々と上がれない。
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回答者
DX基盤事業本部、システムエンジニア、シニアアソシエイト、在籍5~10年、現職(回答時)、中途入社、男性、野村総合研究所
3.8
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入社を決めた理由:
・プライマリベンダとして裁量を持って大規模案件に従事する経験を積めること
・所属する本部では保守案件が少なく、数ヶ月〜数年単位で新規開発の経験を積むことができること
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
・一定トップダウンで統率を取らないとプロジェクトがまとまりを持てなくなるため、裁量に関してはメンバー層やチームリーダー層ではそこまで持てない感覚。ただ、自身が抱えるチームのQCDマネジメントに関してはしっかりとコミットメント高く遂行することが求められる
・新規開発プロジェクトには多く参画できているので想定通り
野村総合研究所の就職・転職リサーチ
働きがい・成長
公開クチコミ
回答日
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回答者
DX基盤事業本部、システムエンジニア、シニアアソシエイト、在籍5~10年、現職(回答時)、中途入社、男性、野村総合研究所
3.8
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働きがい:
ここは正直「クライアントのビジネスに共感できるか」に大きく影響される。いわゆる殿様商売のようなことをしているクライアントに関わるプロジェクトでは働きがいを感じにくいし、対して社会インフラレベルのシステム開発に携わっているときは社会貢献の感覚を持てると思う。
成長・キャリア開発:
よく巷ではプライマリベンダは中抜きだけして下請けに丸投げしているとされているが、少なくともNRIではそのような人はあまりおらず、周囲からも冷たい目で見られる。
そのため設計の能力やコーディングの際のトラブルシュート能力等は高められると思うし、プライマリベンダとして視座を高く思考する能力も高められると思う
野村総合研究所の就職・転職リサーチ
女性の働きやすさ
公開クチコミ
回答日
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回答者
プロジェクトマネージャー、在籍10~15年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、女性、野村総合研究所
4.4
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仕事へのアサインは良い意味でも悪い意味でも男女平等だと思う。
ライフステージに応じた働き方は徐々に整備されてきているかもしれないが、まだまだだと感じる。育児や介護をしている社員にも働きやすい仕事内容や職場があれば良いと思うが、自分の知る限りだとほとんどの社員がシステム開発またはコンサルに従事しており、ある程度大きなチームであればメンバー同士配慮やサポートによって、働きやすい環境がつくられている。
役員や部長への女性登用も進んでいるが、正直育児も仕事もものすごい生産性でこなしているバリキャリスーパーウーマンの方々であり、一般的な女性の働き方からは程遠い存在である。
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回答者
専門職、在籍5~10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、野村総合研究所
3.8
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夏季休暇、リフレッシュ休暇がある。それぞれ連続5日取得を推奨しているが、年次が上がるとともに調整が難しいプロジェクトも多々ある。一方で調整がつけば直前でも休暇取れるため「明日休みます」みたいなことも多々あり。
保守は障害対応があり夜間休日ともにコールが発生すると急遽仕事が始まることになる。新規プロジェクトの場合でも大体のプロジェクトは顧客要求に合わせてスケジュールに厳しいこと、仕事がよくできる人ほどプロジェクトも掛け持ちになることが多く、ワークライフバランスは非常に厳しい。
野村総合研究所の就職・転職リサーチ
退職検討理由
公開クチコミ
回答日
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回答者
保険、アプリケーションエンジニア、専門職、在籍3~5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、野村総合研究所
3.3
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同一事業部内で業務知識に関する専門性を高めさせる育成方針であり、初期配属先に興味がないかったためつまらない業務を継続することになりそうだったため。
プロジェクトマネジメントに関してはスキル向上できるが、技術的にはまったく成長できないと感じたため。
下請けパートナー企業の管理が主な仕事になっており、全くやりがいを感じなかったため。
効率的に仕事をこなし、残業時間を少なくするとその分新たな仕事が追加され、効率的に働く意欲が失せてしまったため。
人を動かすために、威圧的な態度で指示をする人間が多く、社内の雰囲気が常にギスギスしており、ストレスフルだったため。
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回答者
コンサル、専門職、GM、在籍10~15年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、野村総合研究所
3.9
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強み:
トータルソリューション(ナビゲーション&ソリューション)を売りにしており、実際にそのとおりである。
製造がないことからベンダフリーであるため、柔軟性をもった提案が可能であることや、そのことに起因した高利益率の体質。
高品質のブランディングに成功している。また同業他社を見回しても優秀な人がかなり多く、実際に品質が高いケースが多い。
弱み:
優秀な人が入っていないプロジェクトや部署では、顧客の期待が高いが故にトラブルに陥るケースがある。
クラウドやAIなどの普及により戦えるフィールド自体が減少してきている。
今後もその傾向が続くと想定されるものの、新領域での存在感はそこまで高くない。
グローバルに展望を見出しているが、所詮は買収先が成功している程度であり、国内既存事業とのシナジーは見えてこない。
事業展望:
中長期的に見れば既存事業は基本的に先細りが想定されることから、新技術や新テーマでいかに存在感を出していくかが重要。
野村総合研究所の就職・転職リサーチ
経営者への提言
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回答日
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回答者
ITソリューション、アプリケーションエンジニア、専門職、在籍3年未満、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、野村総合研究所
3.4
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最近は様々なメディアに露出されており、コンソリをNRIの中長期の戦略として強く掲げているが、システムの現場には全くそのメッセージが届いていないように感じる。
ITソリューションの側面で言えば、それぞれの部が目先の稼げる案件を拾ってくること収益をあげており、結果として経営層の掲げるイメージとは異なる実態となっている。
上述のような悪い意味でのボトムアップの文化を壊すためにも、経営層はもっとエゴイスティックに経営方針や戦略をシステムの現場に落とし込んで行くべきではないか。一時的に収益は落ちるかもしれないが、結果としてそれが経営層の掲げるビジョンへと繋がると考える。