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回答者
本社、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、女性、武田薬品工業
2.9
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会社全体では日本人は1割しかいない。日本の上層部は営業以外は外国人と中途日本人中心になってきている。
生え抜きの方は強い結びつきがあって仲もよさそうな空気感があるが、出世したら現場の同期や元上司から現場の不満が大量に届き圧力をかけられ、「生え抜きだから」と難しい立ち回りを要求されている方もいると感じる。生え抜きの間で噂もすぐ回り、人によっては息苦しそうではあった。
日本の現場に多少しわ寄せがあっても全体最適化の観点でグローバル基準に合わせろという指示が経営側からかなり飛んでくる。日本は変化や仕事が遅め。
一定以上の職位はとにかく英語を話せるかがすべて。しかし出世さえあきらめれば首になることもないので、年齢が上になると英語を勉強する努力すらしていないような方が以前は散見されていた。
今はリストラが断行され、終身雇用も崩れ生え抜きが大量にやめており、穴を埋めるように大量に中途を入れている。
リストラしたMRの代わりにバイリンガルや専門性を持つ中途をたくさん入れている。「スキル」を身に着けることを社内発信で口酸っぱく言われる。昔はMRを頑張れば出世して日本のトップになれるという不文律があったようだが、現在の日本のトップのキャリアは完全に中途・非MRとなってしまった。安定志向も強かったのでこの大きな方針転換にどうしても対応できなくて会社に大きな不満を持った日本人は相当数いたと思われる。国籍問わず中途が生え抜きたちが作り上げた雰囲気やルールをしがらみとしてあまりにも簡単に破壊したり軽視したりするので、問題がおきることもしばしばあった。(変化への成長痛かもしれないが)
現在は本社が日本にあるだけで日本の売上割合も高くないし日本人は優遇されない環境になってきている。
武田薬品工業の就職・転職リサーチ
年収・給与制度
公開クチコミ
回答日
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回答者
MR、staff、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、武田薬品工業
3.9
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650万円 |
29万円 |
5万円 |
80万円 |
162万円 |
給与制度:
最近賞与と基本給の割合が変更され、営業職であっても賞与の重要性は低くなりつつある。
会社としては総額は変わらない(なんなら増えてるくらいの)という大義を掲げているが、たぶん減っている。
とはいえ相変わらず待遇は良く、そもそも基本給が高いうえに、毎月60000の日当と75000の家賃補助が非課税(後者は天引きだが)で加えられるので、生活で困ることはほとんどない。
借り上げ社宅は賃料上限が決まっている(東京は10万円)のが少し物足りない。
評価制度:
行動面と実績面の双方から3段階で評価して、それらを掛け合わせて総合評価とする。
MRは数字がハッキリ出るため、評価に関しては比較的フェアなほうだと思う。
昇格については上司陣で誰をあげるか決めているらしいが、詳細は不明。
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回答者
MR、在籍15~20年、現職(回答時)、新卒入社、女性、武田薬品工業
3.5
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入社を決めた理由:
私が就職活動をしていた頃は、女性が当たり前に産休育休を経て復職する文化はどの業界においてもありませんでした。
その為、短期的に金銭が稼げるという観点でこの会社を選びました。当時のMRの賞与は、業績しだいでは20代でも驚くべき金額をもらえたからです。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
入社理由に見合った収入が当時は得られたので、満足しておりました。
業界ルールが変わり、接待やゴルフといった仕事がなくなったとこ、世の中の女性の働き方が変わっていったという意味で、結婚出産を経ても働きやすい会社になったので、短期で金銭を稼ぐという目的で今この会社に入社するのは相応しくありません。
武田薬品工業の就職・転職リサーチ
働きがい・成長
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回答日
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回答者
本社、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、女性、武田薬品工業
2.9
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働きがい:
英語の使用を通して視野を広げることができる。
成長・キャリア開発:
英語の能力が上昇したし、多くの外国人と一緒に働くという経験をさせてもらえた。それなりに恥もかいたが、非常に良い経験だった。自分の市場価値も確実に上昇した。
日系の会社であるので、英語が話せなくてもすぐに評価は落ちない甘いところもまだある。
中途入社の時点で外国人が多いグローバルの部署に入れてもらえたが、日本人だけしかいない日本向けの仕事だけをする部署も多いので、そういった部署での成長に関してはよく分からないが、どこの部署でも外国人の悪口を言う日本人には近寄らない方が賢明。
武田薬品工業の就職・転職リサーチ
女性の働きやすさ
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回答日
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回答者
MR、在籍15~20年、現職(回答時)、新卒入社、女性、武田薬品工業
3.5
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女性の幹部社員比率を高めたいという強い意向がある為、キャリアアップのために努力できる女性にとってはやりがいを持って働ける会社だと思います。
一方で、ワークライフバランスを重視しながら働き続けたいという方にはお勧めできないケースもあります。
活躍している女性がキャリアアップする為の異動もありますし、女性でも単身赴任を求められるような人事異動もあります。
また、ゆるく働き続けようとする方に対して、あまり優しくない人事異動を出されて退職に至るようなケースもあります。
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回答者
MR、在籍3~5年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、女性、武田薬品工業
3.3
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フレックス制が導入されたことや、リモート会議が大半であることを考えれば、いわゆる激務というMRのイメージとはかなり離れてきているようには思うが、コロナウイルスの状況が落ち着いてきて対面での会議が増えてきたため、負担は戻りつつある。
家から会社が100分以上かかる場合には会社の補助のもと引っ越すことができるが、異動になった結果、100分にギリギリかからず、1時間半かけて自宅から出勤しないといけなくなった社員もいる。
武田薬品工業の就職・転職リサーチ
退職検討理由
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回答日
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回答者
本社、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、女性、武田薬品工業
2.9
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まず、次のキャリアへのステップとして転職するつもりで来た。
リストラや事業売却も多いので、会社が自分を永遠に雇ってくれるとは思わず、スキルが獲得出来たら次と、外資的なドライな考えを持つ必要もある。
生え抜きの40代以上の方は英語が話せなかったり、専門的な話になると理解できてなかったり、会社の歴史には詳しいもののレベルが高いスキルを保有する人材が少なかった。派閥みたいなものもあって、人生で1社しか経験しないことの負の側面を感じた。こういう評価は大体の中途日本人は持っていても隠しているものだが、最近の外資出身の中途日本人の中には生え抜きを明らかに能力的に小ばかにする人や冷遇する人も出始めて、社内の雰囲気もカオスになっていた。ローパフォーマーは確かに存在していて、彼らのプライドを刺激しないことにも気をもんだ。
短期的には会社名もあり自分の市場価値は十分上がるが、長期的には市場価値が下がる会社だと思うので、いつ出ていくかしっかり中途の人は考えていく必要があるというのが結論だった。前職との比較では国際業務は増え語学力は上がる点では満足だが、とにかく日本向けの社内調整が多くて日本向け業務のレベルもそこまで高くなかった。かなりコンサルも利用していてコンサルが優秀なだけで社員は発注しているだけと思われる部署も結構あった。
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回答者
本社、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、女性、武田薬品工業
2.9
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強み:
海外展開力。外国人トップ人材。
弱み:
日本の従業員の他責思考や他人事感。
この会社で働く日本人の傾向として、自分は何のスキルを持たずお願い事をする仕事をしている人が多い。自分のお願いがうまくいったら自分の手柄にして、うまくいかなかったら相手をひたすら責めたり逃げたりするというリスクを負わない姿勢を基本とする。人やコンサルに指図して仕事をした気になってしまい、「僕はお願いしたのに!やってくれなかった!」といい年して大騒ぎする人を何人も見てきた。いわゆる安定志向・大企業病だが、リーダーシップ、挑戦心や当事者意識に欠けていた。
安定志向の影響で、新しい施策の反対意見が多く、「自分に迷惑が掛からないならグローバルの指示をやってもいい」というような傲慢かつ非協力的・他人事感の強い人が多い。この会社の日本人は、会社全体の視点を持てず、自分の業務負担を強調し、低い視点で話をしてくる印象だった。こういう状況なので昔と比べてかなりの裁量権が日本からアメリカに移ってしまったように思う。
とにかく不満を聞くことが多く、この会社の中での現在の日本のポジションやパフォーマンスを、日本人が正しく現状認識できていないように感じる。この傾向はこの会社の日本人に対して感じたことであって、前職の日本人には感じなかった。
事業展望:
海外を中心に広く展開が行われる。
外国は規制が緩くて、日本より効率よくビジネスができる一方、日本市場は厳しい規制がネックで魅力的ではないようだ。
事業展開に当たって、90年~00年代に大量採用した生え抜きの扱いに困っている感じもあり、リストラも行ってきた。
外国人と話すとリストラは他国ではよくあることだから、組織の健全化のために必要だ、もし自分が対象になったら次の仕事を探すけど、という意識の人が多くて外国の方がリストラに関する日本人の独特の悲壮感を理解することは難しいだろうと感じる。
武田薬品工業の就職・転職リサーチ
経営者への提言
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回答日
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回答者
MR、在籍10~15年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、武田薬品工業
3.1
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とにかく現場の人を大事にできる人間が幹部に増えない限り会社としては変われないと思う。このままでは社員に何かあってから気づくことになる。自信だけはあるが、外からすると目立っていいニュースは聞かない。DX推進など新しいことをやることでリーディングカンパニーを出したいとは思うが、他の中途キャリアで人を入れることと、きちんとしたデジタルに強い会社とコラボすること。IBMやらどこかとやっているとはいえ、現場に影響するほど良い結果は得られていないため。MRフォーラムなどでよくMR代表として演説できるなと思えるのでやめた方が良い。