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回答者
開発系、在籍5~10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、NTT都市開発
4.6
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近年、NTTアーバンソリューションズグループ体制となったことから、日本全国にあるNTTグループの資産を活用することで、事業規模が大きく拡大した。
企業文化としては、NTTグループの中でも不動産デベロッパーという業界に位置することから、いい意味で"NTTらしさ"がなく社員一人一人が個性的で自由な発想で仕事をしている。
だからこそ、本当に良いものを作ろうという姿勢の人が多いと思う。
社内には都市建築デザイン部というインハウスの設計監修部門を設けていて、不動産を単なる箱で決して終わらせない、まち/ものづくりへのこだわりを持ち続けるため、多くの建築のプロが在籍している。
"風通しの良さ"というキーワードもよくうちの社員が言うが、少し自分なりに考えてみた。
会社全体としては、NTTということもあってか、組織としての統率はあり、しっかりしているものの、若手社員が直接経営層へエスカレーションすることも多々ある。これは経営者側の器の大きさでもあると思う。経営者が現場社員をリスペクトし、ベテラン〜若手まで、デベロッパーのプロとして見ている。
それ故に若手の頃からプロジェクトの中枢を担うことが多く、経営者の考えに触れる機会も多い。
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回答者
営業、在籍5~10年、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、NTT都市開発
3.8
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入社を決めた理由:
開発案件に携わるハードルは他社より低く、若いうちから、大きなプロジェクトを任せてもらえると感じたため
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
下記何点かを認識したうえで入社することをお勧めします。
•あくまで旧国営企業であること。
•同業他社より、約2-3割年収が低いこと。
•役員は官僚的な人が多いこと。
•高齢窓際族が多く存在するため、その分の皺寄せが若い社員にいくこと。
•また、まったり高給と認識する人もいますが、業務はそれなりにハードであり、まったりではないのと、そこまで高給でもないことを認識したうえで入社をおすすめします。
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回答者
総合職、在籍10~15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、NTT都市開発
4.8
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強み:
潤沢な資産。
不動産含み益では財閥三社に次ぐ規模。
優良な既存物件に加え、東京都心部や地方都市市街地に立地するNTTグループのCREを独占的に開発することができる。
東京では、日比谷・品川・大手町・青山などに大規模な開発用地を抱えており、地方都市でも大阪中之島・大阪堂島・福岡天神などの開発用地を保有している。
また、NTTグループのICTも大きな強み。名古屋の新築ビルやウィズ原宿でのビッグデータ活用等の実証実験を行っており、2025年の大阪万博では大規模なスマートシティ実証実験を予定するなど、グループの最先端技術を活用した街のデジタル化をNTTグループ全体で強化している。
弱み:
強みと表裏一体ではあるが、これまでCREの再開発案件が多かったため、同業他社と比較し新たな用地取得のノウハウがやや不足している。特にレジ用地取得に苦戦しているため、回転型事業が他社と比べて弱い。
また、NTTグループの一員という意識が強く、グループの事情に左右される側面がある。プロパー採用を始めてからまだ20年も経っていないため、上層部はNTTグループからの天下りが多数を占め、不動産の素人も多い。開発の延期や物件のREITへの売却など行き当たりばったりな方針転換も見られる。
事業展望:
大手町・品川などのエリア開発が重要。スマートシティ導入のためにも、面開発のノウハウ強化が求められる。
当分は開発案件が多数控えているため展望としては明るい。短期的には回転型事業強化による収益性向上が課題。