日本アイ・ビー・エム(IBM)の就職・転職リサーチ
組織体制・企業文化
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回答日
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回答者
テクニカルセールス、在籍20年以上、現職(回答時)、新卒入社、男性、日本アイ・ビー・エム(IBM)
4.3
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お客様のために問題解決しようとする意識の高いメンバーが多く、また一緒に働く仲間に対しても高品質な結果を強く求める文化がある。
たくさんの研修が英語でおこなわれるため、英語力をつけることが求められる。
またグローバルのチームと連携して仕事をすることも多く、英語を話す能力がますます求められている傾向にあると感じる。
セクハラやパワハラの被害にあったり、その被害を見た場合には、Employee Concernsの仕組みを利用して匿名で訴えることができるため、従業員が安心して働くことができると思う。
日本アイ・ビー・エム(IBM)の就職・転職リサーチ
年収・給与制度
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回答日
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回答者
コンサルタント、在籍3~5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、日本アイ・ビー・エム(IBM)
4.6
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1100万円 |
60万円 |
2万円 |
330万円 |
20万円 |
給与制度:
職種とBandで決まる。
職種はConsultant、IT Specialist、Developer、Architect、Project Manager、Data Scientist、Designer、Researcher...etcなどがある。
この中でも更に細かく分かれている。
Bandは大体以下の通り。下に行くほど職位が上。
Associate - Band T
Consultant - Band 6
Senior Consultant - Band 7
Managing Consultant - Band 8
Senior Managing Consultant - Band 9
Associate Partner - Band 10
Partner
Senior Partner (役員クラス)
Managing Partner (ボードメンバークラス)
...
Senior Consultant - Band 7
基本給:60万/月 (=本給53万+裁量勤務手当7万)
残業代:XX万/月 (深夜や休日のみ、働いた時間に応じて発生)
賞与:330万/年 (「基本給」と「会社業績」と「個人業績」によって決まるが、ほとんどは「会社業績」で決まる)
決算臨時賞与:20万/年 (グローバルの会社の業績によって発生。無い年もある。)
日本アイ・ビー・エム(IBM)の就職・転職リサーチ
入社理由と入社後ギャップ
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回答日
-
回答者
コンサルタント、在籍10~15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、日本アイ・ビー・エム(IBM)
3.3
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入社を決めた理由:
IT、英語の2軸は将来もきっと役立つだろう、と考え入社しました。またその中でも、時代と共に変化できる会社が強い、と考え、ハードウェアからサービスへ大企業ながら変革して今も残っているIBMなら、今後も生き残っていけるだろうと判断したからです。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
妥当だったと思っています。よくも悪くも毎年時代の変化とともに組織が変わっており、変化することに社員全員が慣れています。この変化の中で新しいビジネスを生み出していけるといいと思っています
日本アイ・ビー・エム(IBM)の就職・転職リサーチ
働きがい・成長
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回答日
-
回答者
技術営業、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、日本アイ・ビー・エム(IBM)
4.4
-
働きがい:
お客様が考えていることのレベルが高く、自社の競争力をITで高める、という意識が強かった。
単なるコスト削減とか最適化でなく、次の時代の競争力へ繋げるような夢のある案件が多かったし、そういう提案や実装を期待されたので成長とキャリア開発に繋がった。
成長・キャリア開発:
優秀な若手はグイグイと頭角を表していたし、先進的なビジネスにも登用されていた。自分のキャリアの方向性を口に出している人は多かったし、そういうことを黙っている社員はあまり成長していないようだった。
ただ現状満足してて、成長しないだけで使えないとか無能、というわけではない。
能力があれば成長指向でもそうでなくても生きていける会社。
先輩社員は玉石混合なので、意識の高い先輩社員にメンタリングを受けられるような環境であれば成長できると思う。自分の場合は、なかなか手厳しい指導も多かったものの、成長にはつながった。(と今は思っている)
部門の状況による部分も多かったりするので、いい環境に巡り合うまで、2年単位くらいで異動している社員も少なからずいた。異動は社内公募制で上司は絡まず、社内転職できる。組織変更以外で上司から他の部門異動を持ちかけられるようなケースは、スキルミスマッチと判断されているケースもあったりする。仕事の世界は厳しい。
日本アイ・ビー・エム(IBM)の就職・転職リサーチ
女性の働きやすさ
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回答者
SE、在籍5~10年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、女性、日本アイ・ビー・エム(IBM)
4.3
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女性として尊重される環境です。子育ては1年間の有給を取るのは基本的に簡単です。出勤の時間はとても調整しやすいし、チームメンバーは非常に協力する雰囲気です。男性社員も子育てのやりやすい環境です。部門によるかもしれませんが、うちの部門は女性としてはとても理想的ではないかと思います。安定する面もあるし、仕事ができる場合はちゃんと評価がもらえるので、自分の人生のペースで仕事できることで私のこころの中でとても理想的な職場だと思います。
一個残念なこととして会社の一階に保育園があったのですが、今年2023年から閉園することとなってしまいました。周りの同僚は大体この保育園で子供を預かっていたので、近所に住むなら出勤時間はとても自由になるし、子供に何かがあったらすぐに対応できるし、他の同僚の子供も預かっていることでママゆうやパパゆうができるのも一つの魅力点でした。あとは携帯で園内の状況をいつでも確認できるので、安心感がとても出てみんなにみとめられていました。今年なくなることも私の転職の一つの理由ではないかと思っています。
日本アイ・ビー・エム(IBM)の就職・転職リサーチ
ワーク・ライフ・バランス
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回答日
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回答者
技術営業、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、日本アイ・ビー・エム(IBM)
4.4
-
職種によると思います。SIプロジェクトにアサインされるような職種よりは、営業やマーケティング部門のほうがバランスはとりやすいです。
「家に仕事を持って帰る」「休暇中の家族旅行からでもリモート会議に参加する」などが許されるという意味で、ワークライフバランスはいいです。職場にいないと仕事ができない、というわけではないので。
基本的に働くのが好きな人でないと務まらない会社だし、家族からの理解も必要です。
趣味に没頭する時間をしっかりとコンスタントにとりたい、という人にはお勧めしません。
日本アイ・ビー・エム(IBM)の就職・転職リサーチ
退職検討理由
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回答日
-
回答者
製造事業部、コンサルタント、シニアコンサルタント、在籍3~5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、日本アイ・ビー・エム(IBM)
4.1
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コンサルタントとしての視点ではなくシステムを変革する当事者である事業会社の視点で業務に携わりたいと思っているため頃合いをみて転職する予定である。
コンサルタントとして幅広いIT知識と調整力などのコアスキルが身につく環境にはあるが、その一方で目まぐるしく新しいことを学ぶ必要があり専門的な知識を身に着けづらい。
社会人の一歩目としては非常に良い環境であったと思うが、10年先20年先を考えると市場価値が高いうちに転職をすべきではないかと考えている。
-
回答者
ソリューション・アーキテクト、在籍15~20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、日本アイ・ビー・エム(IBM)
3.6
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強み:
基礎研究への投資を続けているところは強みだと考えます。業界を変革するような技術が開発された場合は、ネームバリューも相まって巻き返しのチャンスはあると考えます。
弱み:
オンプレ資産からの収益が捨てられず、クラウドへの舵切りが後手に回ったことで、クラウド業界でのポジションを取れなかったことに苦しさがあると考えます。クラウドではスケールメリットが勝負になるところ、会社の時価総額またそれにかかって設備投資可能な金額が負けてしまっているのは苦しいところだと考えます。また、自社クラウドが存続しているため、自社クラウドの活用が逆に一定の縛りを持たらしてしまっているのも苦しい点です。
日本アイ・ビー・エム(IBM)の就職・転職リサーチ
経営者への提言
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-
回答者
GBS、Application Architect、在籍3年未満、退社済み(2020年以降)、中途入社、男性、日本アイ・ビー・エム(IBM)
3.9
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・SIやクラウド以外の事業の柱を早急に打ち立てるべきだと思います。コンサルに方針転換するならそれでもいいと思いますが、その場合他事業とコンサルのシナジーをいかにうまく創出できるかが重要になると思います。現時点では、SI・クラウド・コンサル・AI・研究開発等、幅広く手掛けている分、逆に器用貧乏で、何がしたいのか・何が強みなのかよくわからない印象を受けます。
・すぐには無理でしょうが、中途入社の文化をもっと根付かせるべきだと思います。生え抜きで固められたレガシーな日系企業という印象が正直ぬぐえません。優秀な人材は出て行ってしまうし、他社の優秀な人材は手に入らないうえ、仮に入社してみ定着率が悪くてすぐ出て行ってしまうため、結果的に何十年も在籍しているだけの人が残るだけで、きわめて悪循環になっていると感じます。他外資のような活発な人材流動性を持たないと、同業界での競争には勝てないと思います。