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回答者
投資銀行、在籍3～5年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、野村證券
3.4
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若手の内からでも、発言の内容に妥当性があればチームとして採用される風土であり、「ジュニアだから」という理由で発言を軽んじられることはない。
ただし、（どのファームでも変わりはないかもしれないが）人材に対する見切りは早い段階で発生し、入社してからハードワークやある程度のスマートさを周囲にアピールできないとそれなりの扱いにしかならないので、アナリスト～アソシエイトの年次で「優秀」か「そうじゃない」かの烙印がつけられ、社内異動でも過去の評価がついて回る。
野村證券の就職・転職リサーチ
年収・給与制度
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回答日
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回答者
コーポレート、アナリスト、アソシエイト、在籍3年未満、現職（回答時）、中途入社、男性、野村證券
3.1
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給与制度：
基本給のほか、借上社宅利用手当や1分単位で支給される残業代を含めると、一般的な日本企業に比較すると高い水準にある。しかしながら円安や不安定な相場の影響を受けて、他の業界と比較した場合に短期的かもしれないがその優位性は若干薄れつつあるように感じる。
またボーナスは年1回しか出ないため、よく言えばやめ時がはっきりしている。
評価制度：
上席者との相談のもと年次の目標を立てる。達成困難な目標を課されることはないが、その反面評価は横並びかつ定性的で、あまり評価に意味を感じなかった。
昇進の基準も極めて曖昧で、ひとつのタイトルに一定年数の在籍が必要だったり、部署間で昇進者の数の調整があったりするという話を聞いたことがある。
またこの会社に限ったことではないが、特にVPまでは中途より新卒の方が昇進が早いようだった。
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回答者
IBD、専門職、課長、在籍15～20年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、野村證券
3.9
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入社を決めた理由：
金融専門職としてのスキルの獲得と、将来の外資系企業への転職のためのステップ。良好で豊富な案件に恵まれ、給与水準も良いので、ファーストキャリアとしては非常に理想的であるから。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」：
日本の金融機関としてはトップクラスであるが、グローバルではそのような評価では無いこと。将来は、少子高齢化やオンライン取引化に伴い、得意のリテール部門の収益が厳しくなることが予想される。また、IBDは強いが、それは組織の強さであって、そこにいたから高評価で外資系や他社に転職できるとは限らない。転職で成功するためには、上位10％、スター社員を目指す気概が必要である。
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働きがい・成長
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回答日
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回答者
投資銀行、在籍3～5年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、野村證券
3.4
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働きがい：
大規模な案件から小規模な案件まで取り扱っており、パフォーマンスを見せることができればジュニアでもディールマネージャーとして活躍することが可能。
成長・キャリア開発：
良くも悪くも日系企業のため社内異動がついてまわるが周囲を満足させるパフォーマンスを発揮していれば自身でコントロールできる部分が大きい。
また、若手の内から経験できる範囲が広く成長速度は同業の中でも上位レベルだと思う。
カバレッジ部署とプロダクト部署の住み分けがはっきりしている一方で、最近新卒で入社してくる方々は、2~3年間のカバレッジ部署勤務がマストとなっているようで、自社が提供するプロダクトに関する知識が薄いまま資料を延々と作っているだけの状態になり、能動的な動きができない方には難しい環境になっていると思う。
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回答者
営業、在籍5～10年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、野村證券
3.8
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育児休暇中の待遇の手厚さを非常に高い。具体的には、育児休暇取る前の年収の７割を、育児休暇取得中に2年ほど支給してくれる。人によっては３年に１度子供を産んで、２年間の育児休暇をとり、年間７００万円相当の給料を受け取りながら、育児休暇を取得している。育児休暇期間を終えたら、１年ほど働き、「また子供産まれました。育児休暇を申請します」を繰り返す人も多い。また会社も大企業として、女性が働きやすい会社を目指しているため、女性の育児休暇取得を積極的に促しており、育児休暇の申請は非常にあげやすい雰囲気になっている。このような女性社員が一定数いた支店では、結婚できない女性、子供を産めない女性からは「またあの人、育児休暇申請をあげていてずるい。ほとんど働いていないで年収７００万円を受け取り続けるなんて、虫が良すぎる。一層のこと会社を辞めてしまえば良いのに」と思われていたが、誰も声を大にして、育児休暇取得する女性を批判できない空気になっていた。つまるところ、周りの社員が嫉妬するくらい女性の育児休暇中の保障は、野村證券では恵まれているのである。実際に会社説明会等にいくと、女性の育児休暇取得率等を公表しており、会社としてSDGｓのアピールが非常に強くなっている。
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回答者
営業、在籍5～10年、現職（回答時）、新卒入社、女性、野村證券
4.4
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育児休業、介護休業制度などが非常に充実しています。社員はみなさん、基本的にオンオフの切り替えがあり、仕事中と休憩中や終業後には違った雰囲気があります。プライベートとのバランスは比較的調整しやすい会社だと思います。。が、正直、配属された支店の雰囲気に大きく左右される部分は大きいかと思います。
支店によっては休日などイベントが開催され、断らずに休日返上で参加する社員は多いです。
それから、いまだに就業後に飲み会でコミュニケーションをとって関係構築をしようという雰囲気が根強く残っています。コロナ禍の影響もあり、一時期は飲み会の開催自体禁止されたりしていたものの、それが無くなった今、飲み会は増えつつあります。しかも断れない雰囲気、ある程度の年次になると後輩の食事代の補填もしなくてはいけないという…。これに関しては無くなってほしい文化だなと思っています。
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退職検討理由
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回答日
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回答者
営業、在籍10～15年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、野村證券
4.4
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本支店配属の営業業務では、新卒入社時こそほぼお客様ゼロから全国一斉に開始されるので、地域による有利不利はあるものの、営業成績に対する人事評価には概ね納得性を見出だせる。
しかしその一方で、2カ店目以降はお客様の引き継ぎ先により各セールスの営業成績は大きな差が生まれる。その引継ぎ先の付与に妥当性がないことも多く、1カ店目の営業成績が芳しくなかったセールスが良い引き継ぎを2カ店目で付与され、そのまま大出世するといった構図も割と見受けられる。
自身による上記納得性の改善の為に歩合制の雇用形態への転換を希望するセールスもそれなりに多いが、根本的な給与や福利厚生は国内でも高水準であり、リスク面を鑑みてしぶしぶ在席する諦めの良さも必要になりがち。
同僚達との酒場での会話の大半は、出世した社員や役員への嫉妬が垣間見れる内容で埋め尽くされ、この環境に信念を以て今後も業務邁進をすることに疑問を抱き始めた。
そうした出世や昇進という運ゲームに悲観にならずに楽しめる人物か、或いは自身が羨ましがられる側になるなら、高い金融経済の知識知見は必然的に獲得できるという点で20代が社会人生活を送る環境としては大いに賛同。
良くも悪くも、大切なことは、野村證券から教わった。
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回答者
営業、在籍15～20年、現職（回答時）、新卒入社、男性、野村證券
3.8
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強み：
国内営業部門では依然として強固な顧客基盤を有することが強みである。また、社員も真面目で向上心をもった人間が多く、互いに影響し合って切磋琢磨する企業風土がある。
弱み：
ネットやスマホの普及により場所や時間を選ばずに簡単に知りたい情報が得られるようになったため、お客様へのアドバイスの必要性が薄れている。また、お客様の高齢化により強固な顧客基盤が崩れつつある。
事業展望：
従来の証券業は厳しくなる一方だと感じる。この20年間ほど新たな金融商品や金融サービスも特に生まれてきておらず、せいぜい一任サービスやSTO程度。
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経営者への提言
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回答日
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回答者
ウェルスパートナー、在籍3～5年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、野村證券
3.1
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必要な人材の取捨選択(何をしているかわからない若手や中堅以上の挑戦しなくなった高給取りのぶら下がり社員などへの対応)・引き継ぎでアタリを引いただけの社員よりも開拓拡大によって野村に利益をもたらした本当に活躍している社員への報酬・評価制度の見直しなど、真に野村證券が必要としている人材の待遇改善が必要と思われます。挑戦をしなくなった野村證券は野村證券ではありません。野村が大好きな人ほど今の野村を見限り去っているかと思います。
