日本の働き方 10年間の変化
「社員クチコミ白書」2024
日本の「働く」はどう変わった?

働き方の多様化や人的資本経営の重要性の高まりなど、企業を取り巻く環境は変化し続けています。OpenWorkに蓄積された1,600万件以上の社員クチコミと評価スコアデータから、日本の働き方の10年間の変化を読み解きます。
10年間で「20代成長環境」スコアのみが下降
社員クチコミ 評価項目別スコア平均の推移

20代成長環境スコアは、二極化が進む傾向に
20代成長環境スコアは「官公庁」が最も大きく下降、最も上昇したのは「クレジット、信販、リース」業界です。
【業界別】20代成長環境スコア平均の推移

※現職社員の回答に限定
平均残業時間は10年間で過去最少、有休消化率は過去最高
月の平均残業時間はこの10年間で半分近くに減少し、2023年で23時間/月と過去最少となりました。有休消化率も改善傾向が続き、2023年で66%と過去最高を記録しています。
平均残業時間の推移

有休消化率の推移

社員クチコミに使われるワードのトレンド変化
働き方、働きやすさに関するワード
- フルリモート
- フルフレックス
- インクルーシブ
- ウェルビーイング
成長、キャリアに関するワード
- キャリアオーナーシップ
- リスキリング
企業文化に関するワード
- JTC
三井物産、リクルートマネジメントソリューションズ、特許庁注目企業の働きがいを社員クチコミから深掘り
男女、入社形態での評価、5年間で改善されたスコア、各社の社員クチコミに見られる特徴など、企業ごとに考察していきます。

OpenWorkでは、不正行為と思われる投稿を禁止しています
不正行為と思われる投稿を送信した場合、投稿したユーザーに対し予告なくレポート削除や回答者特典の無効化をすることがあります。
投稿全体に占める
「いたずらな回答」判定での非公開
不正にクチコミ閲覧権限を得ようとする投稿
約6%

主な例
- 既にある回答や他サービス等の転用
- 記号やアスキーアート、ひらがなを多用した投稿
投稿全体に占める
「宣伝目的」判定での非公開
意図的にOpenWorkでの企業の評価を操作する投稿
約1%

主な例
- 意図的に特定の企業の評価を高める(または下げる)ことを目的とした投稿
- 不自然なタイミングでの連続投稿、他者から依頼されて行う投稿
OpenWorkはこれからも、クチコミ情報の「健全性」と真摯に向き合っていきます
OpenWorkに投稿された社員クチコミは、大きく「機械審査」と「目視審査」の2段階の審査を経て公開されます
- Step1:機械審査
- ユーザーがクチコミを投稿すると同時に、プログラムによる機械審査を行います。ここではいたずら回答など不適切性の高いクチコミの除外や攻撃性の計測処理が行われます。
- Step2:目視審査
- 独自ガイドラインに基づいて専門チームが目視審査を行います。目視審査においては、機械審査では検知できない観点をもって一件一件チェックします。その目視審査を通過した社員クチコミのみが管理者の最終承認を経てOpenWorkに公開されています。
- 専門性向上のために
- 目視審査を行う専門スタッフは、初めにOpenWork独自の審査ガイドラインをインプットします。その後も定期的に研修が実施され、審査基準の理解と浸透や情報キャッチアップのためのカリキュラムが用意されています。一人ひとりの審査内容に差異が生まれないよう、管理者による審査クオリティチェックやフィードバックを実施することで、チーム全体の専門性向上を図っています。
- 公開後
- 健全なサイト運用を行うため、掲載中のクチコミに関しても随時ガイドラインに則った審査を行っております。
日本の働き方 10年間の変化
「社員クチコミ白書」2024
日本の「働く」はどう変わった?
