- 職種名
- 脱炭素(水素、バイオ燃料などを含む )社会に向けたエンジン試験・評価<物流/冷熱/ドライブシステム>
- 仕事内容
- エンジン開発における、試験・評価業務をお任せします。
・社内試験ベンチおよび国内外の拠点におけるエンジン性能試験
└現地での組み立て・分解などの現場作業がございます。
・試験計画の策定および試験実施、データ取得・分析、レポート作成
・排ガス分析、エンジン耐久性評価、新燃料適合試験
・試験設備(データロガー、排ガス分析計、圧力・温度・応力センサーなど)の選定・導入
└商社・メーカーとの折衝業務有
・設計部門との連携による性能向上・トラブルシューティング
・海外拠点や顧客との技術的な折衝、試験結果のフィードバック
○試験対象例
・ガスエンジンをベースとした水素専焼/混焼エンジン
・コモンレールシステム搭載エンジン
・各国排ガス規制適合エンジン
・バイオ燃料対応のディーゼルエンジン・ガスエンジン など
└2-3製品を並行して試験・評価業務を行います
・月平均残業時間:25-30時間
・在宅勤務 :原則出社(体調不良や家庭事情による在宅勤務可)
・出張 :ほぼなし
・休日出勤 :年10日以内(代休は100%取得)
【取り扱い製品について】
産業用ディーゼルエンジンは主に発電機や船舶などの用途で使用されます。特に発電機としての用途は、工場や病院、商業施設などで使用され、常用で使用することはもちろん、災害時などの緊急事態時の電力供給として重要な社会インフラとして貢献しております。
(変更の範囲)当社の定める業務全般。将来的に会社の指示する業務への変更を命ずる可能性あり。
<エンジン・エナジー/ターボチャージャ補足>
2025年3月期 物流・冷熱・ドライブシステム部門売上高:約1.33兆円
三菱重工業のエンジン、ターボ事業の事業会社「三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社」が2016年7月1日発足し、営業を開始しました。エンジン、ターボチャージャの製品分野で多彩なラインアップを取り揃え、お客様の信頼にお応えできるよう、長年培った技術力で高品質の製品を開発、生産し、アフターサービスまでの一環した体制でお届けします。
<製品ラインナップ>
◆発電用エンジン及びシステム:幅広いレンジに対応したエンジンシリーズ。豊富な実績に裏付けられた確かな信頼性で国内外のお客さまへ提供します。
◆舶用エンジン:お客様の多様なニーズに合わせた仕様のエンジンを実現させる事により、高い信頼性で70年以上世界中で使用されております。
◆搭載用エンジン:長い歴史を持つ搭載用(小型)エンジンは、最新の各国排ガス規制に対応し、世界中のお客さまに提供しています。
◆ターボチャージャ:ターボチャージャの製品分野で多彩なラインアップを取り揃え、お客様の信頼にお応えできるよう、長年培った技術力で高品質の製品を開発、生産し、アフターサービスまでの一環した体制でお届けします。
■地球規模の課題に応える:CO2など温室効果ガスの増加で地球の平均気温は上がり続け、各地で異常気象が頻発する中、新しい国際ルール「パリ協定」が発効されるなど、地球温暖化対策はまさに世界共通の喫緊の課題となっている。そうした中で、三菱重工のターボチャージャはエンジンの空気を制御し、排気ガスをクリーンにするものとして大きな関心を寄せられている。ターボチャージャは、スポーツカー等、特別なものに搭載されるイメージを持たれているが、実は一般の自動車やバス・トラック、建設機械や発電機、さらには船舶のエンジンに至るまで、その活躍の場は実に様々で幅広い。その市場規模も欧州やアジアを中心に拡大基調にあり、年間10数%ずつ成長するとも言われている。
■ターボチャージャを抜きにしては語れない時代:2000年代から排ガス規制が強化されてきた欧州では、燃費のいいディーゼルエンジンが普及し、ターボチャージャで出力を増強することが常識となっていた。現在ターボチャージャは、エンジンのダウンサイジングを可能にし、排ガスを抑制する有効な手段として、ディーゼルエンジンのみならず、ガソリンエンジンにも広く搭載されている。環境・省エネ社会の救世主として、今やエンジンは、ターボチャージャを抜きして語れない時代に突入している。ターボチャージャの開発・製造には、緻密な設計・生産技術や高度なノウハウの蓄積が求められ、現在、これらを備えた三菱重工を含むメーカー4社が世界市場の9割以上のシェアを握っている。三菱重工はこのアドバンテージを活かし、一層のシェアの拡大に取り組んでいるのだ。2015年には、これまで需要が低調だった米国(インディアナ州フランクリン市)において、ターボチャージャの本格的な量産を開始。燃費規制強化を背景に高まってきた、ターボチャージャ搭載エンジンへのニーズにいち早く応えている。北米での現地生産は、品質・コスト面での競争力強化、納期短縮につながる。三菱重工は、グローバル生産能力年間1100万台体制構築に向け、各拠点で生産増強に向けた投資を行っており、この米国工場稼働は、まさにその取り組みの礎となるプロジェクトなのだ。
■技術の可能性をさらに広げるために:今日、自動車業界は排ガス規制の強化が著しく、欧州では2014年に新たな基準「ユーロ6」が施行され、ターボチャージャなくして基準をクリアすることはまず不可能と言われている。三菱重工はターボチャージャ技術の可能性をさらに広げるため、ハイブリッドエンジン向けの電動2ステージターボの開発等にも力を注いでいる。これらは、環境・省エネ社会の実現に大きく貢献するもので、ターボチャージャは、まさにサステナブル(持続可能)な社会づくりを加速させる、希望の装置。三菱重工は、自動車用ターボチャージャでの世界トップシェアの獲得を目指し、世界中の期待に応え、環境とクルマの新たな関係性を描いていく。 - 求める経験・スキル
- ・大卒、大学院卒(理系専攻)
・エンジンに関する評価・試験・分析のいずれかの業務経験をお持ちの方(排ガス分析計などエンジン特有の計測器の取り扱い、燃焼解析、耐久評価など)
・試験準備にエンジンの分解組立作業があるため、工具を扱うことが可能な方
・Excel、Word等のソフトを使用可能な方
[歓迎要件]
・TOEIC630以上の英語力をお持ちの方
※海外拠点との英文メールのやり取りがございます(翻訳ソフト使用可) - 募集要項
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勤務地 神奈川県 相模原市中央区田名3000番地 相模原製作所 相模原工場 給与 年収 460万〜1040万円
※経験・スキル、年齢、能力、前職の給与を考慮の上、同社規定により支給します。本社労働時間帯:8時30分~17時30分(勤務地によって異なる)。所定労働時間8時間(フレックスタイム制あり)。勤務時間 08:00〜17:00 試用期間 無 休日休暇 ◎完全週休2日制(土曜日・日曜日) ◎祝日、年末年始、夏季休暇、年次有給休暇(22日)、リフレッシュ休暇、結婚休暇、出産休暇、忌引休暇、ショートバケーション休暇など
年間休日126日待遇・福利厚生 ■健康保険 ■厚生年金 ■雇用保険 ■労災保険
◎通勤交通費 ◎超過勤務手当 ◎扶養手当 ■【福利厚生】◎制度:財形貯蓄、育児・介護休業制度、家賃補助、従業員持株会、確定拠出年金制度など ◎施設:寮、社宅、総合病院・診療所、体育館、保養所・契約ホテル、スポーツ施設、総合グラウンドなど
この求人は以下の転職エージェントが、ご相談や条件交渉などのサポートを無料で行います
三菱重工業への転職支援実績あり
- 厚生労働省許可番号
- 13-ユ-301658
- 職業紹介許可年
- 2006年
更新日 2025年10月02日