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回答者
電子カンパニー、開発、一般社員、在籍3~5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、AGC
4.0
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新卒採用でも謳っているように、風通しの良さは非常に良いと感じる。
上司や目上の人間に対しても率直な意見をしやすい雰囲気がある。参加者が多い会議中であっても同様であり、根拠を持った発言なら周囲と異なる意見でも聞き入れられやすい。会議はきちんと会議として成り立っている印象。(よそで聞くような、根回し必須&結論ありきの会議は少ない)
また風通しの良さは、逆に言うと、意見された側の上の立場の人間に適切な対応が求められる。頭はキレるが性格的に扱いにくい部下(これが割と多い)を持つ上司を見ていると大変そうだなと感じる。
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回答者
化学品 プラントエンジニア、エンジニア、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、AGC
3.5
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給与制度:
2022年6月よりベースアップがあり、基本給が25,000円上がった。(ランクによる)
初任給は公表されている通りでもらえ、そこに残業代がプラスされる。
普通に昇格すれば理系院卒5年目で、残業代(平均月60h)含め100万弱の昇給がある。
フル残業の管理職前のグレードで約1000万、入社9~10年目で年収1000万弱の管理職になると聞いている。
管理職は残業代がつかないため、管理職1年目の給料は前のグレードでフル残業した場合と比較すると少し下がる。
公表されている平均年収は高卒で入社している専門職の給料も含まれていと考えられるが総合職で見れば、メーカーの中で高水準だと思う。(商社、コンサルには届かない)
福利厚生も充実しており、結婚している場合は引っ越し費用や敷金礼金が会社負担となり、家賃補助も最大75,000円もらえる。
それ以外に年12万円分好きなことに使えるポイントと、年12万円分学びに使えるポイントをそれぞれ付与される。
評価制度:
総合職の場合は、直属の上長に評価される。
フィードバックももらえるが、基本的には同期横並びで差がつくとしても賞与の数万円程度。
管理職になってからは不明。
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回答者
開発、在籍5~10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、AGC
3.9
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入社を決めた理由:
世界シェアトップレベルの製品が多数あり、技術者としてグローバルな市場を相手にした仕事ができそうだと感じたため。また、年収や福利厚生もメーカーの中では上位レベルであるとの情報多く、待遇面で不満を感じることはなさそうと思ったため。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
どの事業部でも少なくともひとつは世界トップレベルの製品・技術を有しており、また待遇面も事前情報通りであったため、上述の入社理由は概ね妥当であったと言える。
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回答者
生産技術、在籍3~5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、AGC
2.8
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働きがい:
研究所・現業・協力会社と一緒に生産ラインを作り、最初の製品ができた時。
これは製造業の醍醐味だと思う。
成長・キャリア開発:
長期的なキャリア視点で指導してくれる上司は、まずいない。
自発的にキャリアを描かないと、何もできない便利屋になってしまう。
また、ガラス材料系の研究を除いて、設備開発などは基本丸投げで技術は向上しない。
エンジニアリング・プロマネ力がつくと言っている人ほど、全く技術が分かっていない。
また、中途採用は放置される例も散見され、キャリア開発は全く考えられていないと思う。
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回答者
研究開発、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、女性、AGC
2.9
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転職の際も保育園に入れなかった場合の相談にものっていただき、子育て世代でも不安なく転職できる。
研究所には比較的女性も多いが、「女性が働きやすい」を意識しすぎてやや方向性がずれた活動も多く感じる。例えば、先日社内で「ついに待望の妊婦用作業服ができました!」と宣伝していたが、そもそもお腹が大きくて着替え自体が大変なのに本当にそんな要望が妊婦からあったのだろうか?と疑わしくなる活動をやっていたりもした。
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回答者
開発、在籍5~10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、AGC
3.9
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サービス残業などはさせないようきちんと管理されているため、忙しい時期でも基本的に残業は月45時間未満であり、プライベートとのバランスは取れる状況である。自身の場合(研究所ではなく事業部門の開発職)、基本的に顧客が付いており納期や要求性能が決まっているプロジェクトを担当することが多く、担当プロジェクトの時期や難易度によって忙しさにはばらつきが出る。仕事のピーク時期がいつ来るかは担当プロジェクトの納期次第なので、忙しい時期を自分でコントロールすることは難しいことがある。
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回答者
開発、在籍5~10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、AGC
3.9
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強み:
各事業部の業績は浮き沈みがあるものの、会社全体の事業ポートフォリオのバランスは比較的良く(ガラスが下がると電子が上がり、電子が下がると化学品が上がる、等)会社全体として急激に業績が沈むような心配はない。
弱み:
ほとんどの事業部でグローバル展開しているが、各国拠点間での営業、開発、生産活動がグローバルで最適化されているとは言えず、実務の部分では非効率な部分も多く残っている。
事業展望:
経営方針として新規事業の探索にも積極的に取り組んでおり、いくつかの成果も見えてきている(ライフサイエンス事業など)という点で、会社全体としての展望は比較的明るいと言える。ただし、事業部ごとに見ると、今後大きな成長の展望をあまり感じられない事業部もあり、感じ方は所属部署によると思われる。
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回答者
管理部門、在籍5~10年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、AGC
2.8
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総合職の地方工場勤務によって発生する経済的な不利益を解消するように、時代にマッチした柔軟な配慮をお願いしたい。
私は東京でも工場でも社会人経験があるが、仮に独身単身者であったとしても、明らかに工場勤務者の方が生活費を要する。生活の本拠たる東京と勤務地との往復交通費、首都圏勤務なら必要ではない自動車購入、硬直化した閉鎖的な人間関係の中で発生する飲み代やゴルフ代の多さなど、とにかくカネが掛かった印象。工場転勤者がワークライフバランスのみならず、経済面でも受ける不利益は大きく、勤務地によるno gain, no lossの原則から逸脱していると感じる。
なお、結婚するとその傾向はさらに加速する。本社および首都圏拠点勤務ならば夫婦で共働きしながら子育てすることも可能であろうが、総合職(特に男性)が頻繁な転勤によって国内の遠隔地をツアーする状態では、共働きの継続は不可能に近い。したがって、工場勤務の総合職はシングルインカムになることが非常に多く、部下となる技能職の現場のオジサンの世帯(転勤無し共働き)よりも世帯年収は低い、という逆転現象があちこちで発生する。割に合ってない。
今後も暫くは転勤の多い会社であることは簡単にはやめられないだろうから、この手のケアはしっかりとやるようにされてはどうか。現場で頑張る人を応援してほしい。賃上げなんかよりも、よっぽど効果的なリテンションになると思う。