“いのち”と“くらし”への想いが生む、 時代のニーズに応える、挑戦と創造
旭化成は、創業から常に変化し、多角化を続けてきました。
それが、激動の環境変化を乗り越え、揺るぎない基盤を築き、旭化成が発展することができた一つの理由です。
旭化成は1922年、創業者野口遵が、当時海外から輸入に頼っていた日本農業を変え、日本の食料生産性を高め、社会を豊かにすることを目指して、貴重な肥料となる硫酸アンモニアを生成する大工場を立ち上げたことから始まりました。
また、もう一つの祖業である化学繊維事業もこの頃から始まります。当時の多くの着物に使われていた、絹の特徴を持った人工繊維を安く人びとに提供するため、レーヨンの製造技術をドイツから導入し、当時世界最大の生産能力を誇る大工場を設立。
このように時代が求めるニーズに応える製品を作るためには、どんなことにも挑戦する、という野口遵や当時のエンジニアたちが持つ事業精神は、現在の旭化成にも脈々と息づいていきます。
それから一世紀にわたり、旭化成の挑戦は
「衣」を整える人絹製造を手始めに多彩な繊維事業へ、
人びとの「食」を豊かにする肥料づくりを端緒に化学事業へ、
安心の「住」を届けるために住宅・建材事業へ、
そして、人びとの「いのち」を救う医薬・医療事業に進出、
さらには現代社会の基盤となるエレクトロニクス事業へ・・
各時代のニーズを先読みし、常に旭化成は先進的な挑戦を続けて来ました。
「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献します。」という企業理念は、
まさに旭化成グループの未来への指針そのものです。
私たちが守り、未来に伝えていくのは、これまでの歴史の中で脈々と受け継がれてきた、
絶えず機会を求めて「挑戦」し、事業を創造していく「精神」と、
人類の幸福と社会の 発展に貢献していく「誠実」な姿勢です。
このDNAが、旭化成40,000人の社員の中に息づいています。
そして、一人ひとりの挑戦を結集して今までになかった旭化成が生まれ、
世界にまた、新たな価値を提供していきます。