データから見る年代別の仕事を辞める理由と退職の伝え方完全ガイド|円満退職と転職成功のための例文も紹介【専門家監修】
監修者
北村滋郎
M&M企画(社会保険労務士事務所)代表
■資格
特定社会保険労務士
CFP
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
CDA
国家資格キャリアコンサルタント
外国人雇用管理主任者
この記事でわかること
- 仕事を辞める理由は20代・30代・40代で異なる
- 仕事を辞める理由を伝えるときは、会社に対する不満や批判は避け、ポジティブな理由を軸に伝えるのが良い
- 転職代行サービスを活用しても良いが、直接伝えた方が思わぬトラブルにつながりにくい
- 転職時の面接で聞かれる「辞めた理由」を伝えるときはポジティブな理由と一貫性を意識すると良い
仕事を辞める理由は、人によってさまざまです。年代別に差はありますが、特に多くの人が挙げた退職理由としては「給料」や「人間関係」「仕事内容」などがあります。
会社と揉めることなく円満に退職し、さらに転職を成功させたいのであれば「仕事を辞める理由」を工夫して伝える必要があるでしょう。
本記事では、仕事を辞める理由や具体的な退職意思の伝え方を、さまざまな例文を紹介しつつ、ケースごとに解説していきます。
専門家からのファーストアンサー: 退職を考えるときは、現職の不満や逃避の気持ちだけで判断せず、現状とキャリア目標とのギャップを冷静に分析することが大切です。そのうえで退職という選択をする場合は、その意志をしっかりと上司や会社に伝える姿勢が、円満な退職と転職成功につながります。目の前の課題から目を背けず、ご自身の成長のために誠実に向き合うことを意識しましょう。
みんなはなぜ辞めたの?年代別で見る退職理由
退職を経験した人は、何を理由に退職を決めたのでしょうか。ここでは、厚生労働省が実施した「令和2年転職者実態調査」の結果をもとに、20代前半・後半、30代前半・後半、40台前半・後半の退職理由について、それぞれ上位5位までを紹介します。
20代の退職理由 TOP5
| 順位 | 退職理由 | 割合(%) |
|---|---|---|
| 1位 | 人間関係がうまくいかなかったから | 38.4 |
| 2位 | いろいろな会社で経験を積みたいから | 27.6 |
| 3位 | 満足のいく仕事内容でなかったから | 25.2 |
| 4位 | 賃金が低かったから | 23.8 |
| 5位 | 会社の将来に不安を感じたから | 22.5 |
| 順位 | 退職理由 | 割合(%) |
|---|---|---|
| 1位 | 満足のいく仕事内容でなかったから | 31.4 |
| 2位 | 賃金が低かったから | 31.3 |
| 3位 | 労働条件(賃金以外)が良くなかったから | 25.5 |
| 4位 | 会社の将来に不安を感じたから | 25.4 |
| 5位 | 人間関係がうまくいかなかったから | 22.4 |
キャリアの初期段階である20代では、人間関係や仕事内容への不満、労働条件や将来への模索など、さまざまな退職理由が見られます。特に、20代前半は「人間関係」、20代後半は「仕事内容」「賃金」に対する不満が上位に来る傾向にあります。
社会人経験が浅い20代は、働く前に思い描いていた理想と現実のギャップを感じ、より希望に合った仕事内容や人間関係を求めた結果、仕事を辞めると考えられます。
以下は、実際にOpenWorkに寄せられたクチコミです。
退職検討理由: 20代です。退職理由は、係長手当2万円と低く、仕事量と給料がみあってないと感じたこと。ゆくゆくは係長を超えてどんどん給料を上げていきたいと思っても係長で給料が低いと、残業や夜勤をたくさんやってライン作業で給料を増やした方が年収が高くなりがち。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由: 20代をこの会社で終えていいのかと不安になり、退職を検討している。企業体質が非常に古く、上の言うことは絶対であり、実力は関係なく、年次が1つでも上であれば立場も絶対的に上となってしまう。身につくスキルや能力は、社内調整スキル、社内の常識くらいであり、まさに会社の常識は社会の非常識というように、社内から隔絶されていくことに不安を感じ、退職を強く意識しております。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由: 20代のうちにある程度一通りの業務を経験してしまい、残りの長い社会人人生は同じことの繰り返しになるのかと悲観してしまった。もちろん、まだ経験してないこと・まだ勉強できることもあるはずだとは思うが、なるべく若いうちの方が転職はしやすいと考え、若干時期早尚な気もしたが、善は急げということで、かかわっていたプロジェクトがひと段落した時点で退職を検討するようになっていった。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由: 大企業なため、20代に大きな仕事を任せられる機会が少なく、成長スピードに不安を感じた。また重工業メーカーというニッチな業界で得られる知見より、もっと汎用的なスキルを持って自身の市場価値を高めたく、退職した。
この社員クチコミを見る >>30代の退職理由 TOP5
| 順位 | 退職理由 | 割合(%) |
|---|---|---|
| 1位 | 労働条件(賃金以外)が良くなかったから | 36.7 |
| 2位 | 賃金が低かったから | 25.5 |
| 3位 | 会社の将来に不安を感じたから | 25.1 |
| 4位 | 他に良い仕事があったから | 20.7 |
| 5位 | 満足のいく仕事内容でなかったから | 19.2 |
| 順位 | 退職理由 | 割合(%) |
|---|---|---|
| 1位 | 会社の将来に不安を感じたから | 29.1 |
| 2位 | 労働条件(賃金以外)が良くなかったから | 25.9 |
| 3位 | 満足のいく仕事内容でなかったから | 25.0 |
| 4位 | 賃金が低かったから | 22.9 |
| 5位 | 人間関係がうまくいかなかったから | 18.0 |
キャリア形成において重要な時期である30代は、「労働条件(賃金以外も含む)」や「会社の将来性」への不安・不満が上位に来る結果となっています。20代と比べて、自身のキャリアパスに対する意識がより高まり、働き方や今の仕事が将来にどうつながるかに関心を持つ人の割合が増えていることがわかります。
また、結婚・出産・育児といったライフイベントを30代で経験する人も多くいます。ライフステージの変化にともなって求める労働条件が変化したことや、会社の将来性をより意識するようになったことも退職の要因と考えられます。
以下は、実際にOpenWorkに寄せられたクチコミです。
退職検討理由: 30代やライフイベントがある場合、相対的に給与面で限界を感じます。管理職へのチャンスは多く、評価制度も明示されてはいるものの、業界のなかでは、給与は低い。この点が最も懸念されます。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由: 私自身は30代になり、家族との時間や今後のキャリアを見据えて転職しました。メンバーとしての仕事は20代半ば〜30前半くらいが能力を一番発揮できると思います。ある程度業界知識や機種知識が到達してしまうと、やることはひたすらボリューム営業なので体力があるほうが有利です。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由: 30代までに市場価値をあげることを目的として入社したが、この会社でさまざまな経験をするには長い時間をかけなければ難しいと思った。他社の人と話したとき、会社は成長しているが中で働く人は完全に大手企業同様歯車であり駒化していることに気が付いた。
この社員クチコミを見る >>40代の退職理由 TOP5
| 順位 | 退職理由 | 割合(%) |
|---|---|---|
| 1位 | 満足のいく仕事内容でなかったから | 29.1 |
| 1位 | 労働条件(賃金以外)が良くなかったから | 29.1 |
| 3位 | 会社の将来に不安を感じたから | 23.3 |
| 4位 | 人間関係がうまくいかなかったから | 20.5 |
| 5位 | 賃金が低かったから | 19.5 |
| 順位 | 退職理由 | 割合(%) |
|---|---|---|
| 1位 | 労働条件(賃金以外)が良くなかったから | 29.2 |
| 2位 | 賃金が低かったから | 26.1 |
| 3位 | 能力・実績が正当に評価されないから | 24.2 |
| 4位 | 人間関係がうまくいかなかったから | 21.0 |
| 5位 | 満足のいく仕事内容でなかったから | 20.9 |
40代では「仕事内容への満足度」や「労働条件」「正当な評価」が上位に来る傾向にあります。
これまでのキャリアを踏まえ、より本質的な働きがいや待遇を求め、仕事内容や労働条件、会社の将来性をよりシビアに見極めるようになると考えられます。能力評価や会社の将来性、職場における人間関係も引き続き重要な要素です。
また、40歳になると管理職やリーダーとして責任のある立場になり、これまでと仕事内容が変化することも多くあります。仕事内容の変化にともない、業務が自身の適性と合わずやりがいを感じられなくなることも、退職要因の一つであると考えられます。
以下は、実際にOpenWorkに寄せられたクチコミです。
退職検討理由: 最近はトップダウンで現場を無視したような指示がおりてくることも多々ある。内部でも30代40代の職員は、給与もかなり上がりづらく、不満がたまっている。勤怠管理などばかりが強化され、肝心のコンテンツ作りよりも、いかに小さな労力で効率的に仕事を仕上げるかばかりに注力されている。それなりに情熱をもって入ったが、やりがいを見いだせない仕事ばかりが増えている。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由: 40代に入ると立ち位置が難しく、若い社員に仕事をまわさなければならなくなり、自分は何をすれば良いのかわからなくなった。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由: 40代までは、海外駐在などのキャリアプランが提供され成長を実感できるが、以降は非効率なビジネスのお守りが中心で成長を実感できる機会に乏しく転職を決意。
この社員クチコミを見る >><コラム>実際のクチコミから見る仕事を辞める要因
OpenWorkでは、新卒後3年以内に退職したZ世代へアンケートを実施しました。集計の結果、退職の理由として最も多いのは「キャリア・個人成長」で、全体のおよそ3割を占めました。続いて、2位と3位に「仕事へのやりがい」「人間関係・社風」が続きました。
具体的なクチコミとしては、「ここでは成長できない」「やりがいがないうえに将来性を感じない」「このままでは何も身に付けられずに30代を迎えることになると感じた」「社風が合わず居心地の悪さを感じた」などが投稿されています。

退職検討理由: 退職理由は、上司がかわり、まったくこちらの意見は通していただけなかった。「お前のかわりは、いくらでもいるんだぞ」と、言われたときに退職を決めた。それから、在職中に次の会社を探すことにして、2月ほどで決まり、退職した。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由: 退職理由は上司との関係性によるもの。ある仕事を一任すると言いながらも、結局細かいことに口を出し、自分の思いどおりにしたがる人だった。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由 退職理由はキャリアパスとのアンマッチ。これに尽きる。この会社の事業内容からしてやむを得ないのだが、出世するにはほぼマネジメント層になる道しかない。自身はエンジニアとして技術を極めたいという思いを抱いていたため、転職を決意した。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由 ワークライフバランスが取れないためです。出産して復帰している方もたくさんいらっしゃいますが、1年育休をとりアシスタント的な立ち位置で復職するか、2ヵ月程度で復帰して産前と同じような働き方をするかの二択です。一応話は聞いてもらえるので折り合いがつけば良いとは思います。
この社員クチコミを見る >>円満退職をするための基本的なマナー
退職は、これまでお世話になった会社を離れる大きな決断です。両者にとって気持ちの良いお別れにするためにも、基本的なマナーを守ることが重要です。
退職したい旨を報告する際には、これまでお世話になった感謝の気持ちを忘れずに伝えつつ、以下4つのポイントを意識しましょう。
- 会社の不満や批判は避ける
- ポジティブな理由を軸にする
- 相談ではなく「報告」の形で伝える
- 引き継ぎの意思を明確に示す
会社の不満や批判は避ける
退職理由が現職への不満や批判であっても、それをストレートに伝えるのは得策ではありません。ネガティブな印象を与え、退職を円満に進めることが難しくなるためです。まったくのうそをつくのは良くありませんが、本音だけでなく、角が立たないように配慮した言い方をしたほうがよいでしょう。
ネガティブな理由を前向きな言い方に置き換えたり、個人的な事情を伝えたりすることで、退職を円満に進めやすくなります。
ただし、パワハラ・セクハラがあった、残業代を支払ってもらえなかったなどの具体的な理由があれば、会社に伝えることも大切です。裁判などを考えている場合、これらの理由を会社に伝えたという事実が有利に働く可能性があるためです。
ポジティブな理由を軸にする
退職理由を会社に伝えるときは、できるだけポジティブな表現を心がけましょう。「夢だった分野に挑戦したい」「これまでの経験を活かしてキャリアアップしたい」などの向上心を感じる理由であれば、応援してもらえ、円満な退職につながりやすいためです。
たとえ本音はネガティブな理由だとしても、それを直接的に伝えるのではなく、ポジティブな側面に焦点を当てて表現することがポイントです。
例えば、ネガティブな理由を以下のように言い換えることで、直接的な言い方を避けて伝えることができます。
- 人間関係がうまくいかない → 「チームワークをより重視する環境で働きたい」
- 給与・待遇に不満がある → 「成果がより正当に評価される環境で挑戦したい」
- 仕事内容に満足していない→ 「より専門性を深められる業務に携わりたい」
相談ではなく「報告」の形で伝える
退職の意思が固まっているのであれば「退職を考えていて......」「辞めようか迷っているのですが......」といった相談の形ではなく、「〇月〇日をもって退職させていただきたく、ご報告申し上げます」のように、明確な意思表示として「報告」の形で報告しましょう。
相談の形やあいまいな表現を使ってしまうと、交渉の余地があると思われて話がスムーズに進まない可能性や、退職の意思が揺らいでしまう可能性があります。
報告のタイミングについては、民法によると、雇用期間の定めがない場合は2週間前までに退職したい旨を伝えれば問題ありません。
しかし、会社側からすると、2週間で代わりの人員を用意するのは大変です。そのため、最低でも1ヵ月前には報告すべきでしょう。できれば2ヵ月ほど前に伝えておくと、業務の引き継ぎなどもスムーズに進みやすくなります。
なお、会社の規則で退職をいつまでに申し出るべきか決まっている場合は、規則に従ってください。
引き継ぎの意思を明確に示す
退職を伝える際には、必ず「後任への引き継ぎは責任をもって行ないます」という旨を明確に伝えましょう。社会人の最低限のマナーとして、自分が退職することにより業務に支障が出ないよう、誠意をもって引き継ぎを行なう姿勢を見せることが大切です。
退職意思を伝えたら、具体的な引き継ぎの計画を立てましょう。抱えている業務を洗い出し、マニュアルの作成や後任への説明にかかる時間を設定して、退職日までに引き継ぎが完了するようスケジュールを組むことが大切です。
退職代行サービスは使っても良い?
近年、会社の人と顔を合わせることなく退職手続きを進められる「退職代行サービス」のユーザーが増えています。退職代行サービスを使って会社を辞めることは許されるのでしょうか。
結論としては、退職代行サービスの利用自体に問題はありませんが、基本的には自分の言葉で退職の意思を伝えるほうが望ましいとされています。
自分で直接伝えたほうが会社に迷惑をかけにくく、余計ないざこざも生まれにくいためです。
しかし、退職を認めてもらえない場合や、パワハラや業務負担で心身の健康が脅かされている場合など、会社側とまともなコミュニケーションを取ることが困難な状況であれば、退職代行サービスを使うのも一つの手段といえるでしょう。
【例文つき】引き止められにくい具体的な退職理由5選
会社に退職の意思やその理由を伝えたものの、強く引き止められてしまい困っている方もいるのではないでしょうか。退職者が出るのは会社にとっては少なからず不都合なことですから、何とか引き止めようとするケースは珍しくないでしょう。
退職理由には、会社に引き止められやすい理由と引き止められにくい理由があります。すでに退職の決意を固めており、引き止められたくない人はどのような退職理由を伝えると良いのか、例文とともに紹介します。
1. 明確なキャリアアップ・専門性追求のため
「専門的な知識やスキルを身に付けてキャリアアップしたい」という理由は、ポジティブで意欲的な印象となり受け入れられやすいでしょう。
身に付けたいスキルやそのために取り組みたいことを具体的に伝え、将来のビジョンを明確にすることで、説得力が増して会社からも応援されやすくなります。
ただし、スキルアップの内容が今の会社でも実現できそうなことだと引き止められてしまうため、現職で本当にできないことなのかを事前に調べておきましょう。
例文: これまでこの会社で得た〇〇の経験を活かし、今後はより専門性の高い△△分野に挑戦をしたいと考えています。具体的には、□□といったスキルを習得し、将来的にはその分野のスペシャリストとして貢献できる人材になることが目標です。今の環境ではその専門性を深める機会が限られているため、新たな環境で挑戦することを決めました。大変お世話になり、心より感謝しております。
専門家アドバイス: 退職理由を伝える際は、これまでの感謝をしっかりと伝えることが基本です。現職で学んだことや楽しかった経験を具体的に述べ、上司への感謝を表しましょう。その上で、自分の将来のキャリアビジョンを丁寧に説明し、現職ではその実現が難しいことを誠実に伝えることが大切です。ネガティブな表現を避けつつ、前向きな意志を示すことで、円満な退職につながりやすくなります。
実際、OpenWorkにもキャリアップを目的とした転職をしたクチコミが投稿されています。
退職検討理由: 退社の理由は円満である、⾃分の将来を考えよりキャリアアップをするために、退社をした。特に深い理由はない、そしてそのことで上司と特に問題もなかったと考える。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由: 退職検討理由として、「キャリアアップが⾒込めないこと」「⾃分の市場価値が向上しないこと」があります。このまま過ごしていては将来的に社会⼈として価値がさがると思い、退職する運びとなりました。
この社員クチコミを見る >>2. 新しい分野・業界への挑戦
「以前から強く関心を持っていた分野・業界に挑戦したい」と伝えるのも、会社からの引き止めを回避しやすい方法の一つといえます。
「どうしてもやりたいことがある」という熱意を言葉や態度で伝えるだけでなく、そのために具体的にどのような計画を立てているのか、どのような準備をしているのか伝えることで、本気度が伝わりやすいでしょう。
「この分野の資格を取得した」「スキルを身に付けるため専門学校へ行く予定」など、具体的に伝えることでより説得力が高まります。
例文: 長年、〇〇分野(または業界)に強い関心があり、その分野で自身の可能性を試したいという思いが日に日に強くなってまいりました。これまでは情報収集や関連書籍を読むなどしてきましたが、このたび、本格的にその道へ進むことを決意し、△△の資格取得に向けて学習を開始いたしました(または、△△の専門学校への入学を決めました)。現職とは異なる分野への挑戦となりますが、新しい環境で一から学び、貢献していきたいと考えております。
専門家アドバイス: 退職理由を伝える際は、関心を持った分野や業界への想いの原点と、その想いがどのように強まっていったかを丁寧に語ることが大切です。また、新たな挑戦に向けて具体的に取り組んできた努力や準備を伝えることで、転職の意思が明確であることを示せます。感情と行動の両面から誠意を持って説明することが、理解と信頼につながります。
実際、OpenWorkにも新しい分野の挑戦を目的とした転職をしたクチコミが投稿されています。
退職検討理由: やりたいことをしたいからという理由です。この仕事が嫌だからといったネガティブな要素で検討する⽅は少ないのではないかなと思います。⾃⾝も同じで⾃分のやりたいことを追求するための積極的退職検討です。ただこの会社も捨てがたいというか、惜しい気がしてしまうのも良い会社だからだと思います。
この社員クチコミを見る >>退職検討理由: 特に⼤きな不満があったわけではない。ただ、業界が特殊であるがゆえに、汎⽤的なスキルや論理的な課題解決能⼒を⾝に付けようと考えたときに、 環境を変えた⽅が良いと判断した。
この社員クチコミを見る >>3. やむを得ない家庭の事情
結婚や出産、育児、介護、パートナーの転勤、家業を継がねばならないなど、やむを得ない家庭の事情は、会社側が介入しにくく、引き止められにくい理由の一つです。社員本人の意思は上司の説得によって変わる可能性がありますが、家庭の事情のような外部要因はどうすることもできないためです。
家庭の事情はプライバシーにかかわることですから、詳細は伝える必要はありません。上司や同僚に納得してもらえる理由を、できる範囲で簡潔に伝えましょう。
例文(パートナーの転勤の場合): このたび、夫(妻)の転勤が決定し、〇〇(地名)へ転居することになりました。それにともない、本当に残念なのですが、現在の勤務地への通勤が難しくなるため、〇月〇日をもちまして退職させていただきたいと考えています。この会社では多くのことを学ばせていただき、心から感謝しております。残りの期間、後任の方へしっかりと引き継ぎを行いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
例文(介護の場合): このたび、実家の家族の介護に専念する必要が生じ、仕事との両立が難しい状況となりました。家族と話し合った結果、当面は介護に集中するという結論に至りました。会社にはご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんが、退職させていただきたく存じます。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
専門家アドバイス: 家庭の事情による退職を伝える際は、感情ではなく事実を時系列で整理し、会社の制度では対応が難しいことを客観的に説明することが大切です。そのうえで、退職がやむを得ない合理的判断であることを丁寧に伝えましょう。また、これまでの感謝を述べ、引継ぎや退職までの協力姿勢を示すことで、誠意ある印象を与えることができます。
4. 健康上の理由
体調不良や持病の悪化など、健康上の理由は本人の意思だけではどうにもならないため、会社も引き止めることが難しいでしょう。詳しい病名についても、プライバシーにかかわることなので伝える必要はありません。
しかし、口頭で伝えるだけでは、会社や上司によっては「しばらく休めば良くなるだろう」と深刻さを理解してもらえないケースがあります。退職を伝える前にあらかじめ病院で医師に診察してもらい、診断書を用意して退職の意向を伝えることで、説得力が増します。
例文: 以前より体調が優れない状態が続いており、このたび、医師より一度業務から離れて治療と療養に専念するよう指示を受けました。誠に不本意ではございますが、〇月〇日をもちまして退職させていただき、体調の回復に努めたいと考えております。これまでご指導いただきましたこと、心より感謝申し上げます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
専門家アドバイス: 体調不良による退職を伝える際は、現在の健康状態や治療の経緯を簡潔に、時系列で客観的に説明しましょう。必要に応じて診断書の提出にも備えることが大切です。そのうえで、会社の制度では十分な対応が難しいことを共有し、退職が合理的な判断であると丁寧に伝えます。これまでの感謝とともに、引継ぎへの協力姿勢も示すことで、誠意が伝わりやすくなります。
5. すでに次の転職先が決まっている
最も引き止められにくい方法の一つが、転職先がすでに決まっている旨を伝えることです。
次のステップが具体的に決定していると伝えることで、退職の意思が固まっていることをアピールできます。また、転職先が決まっていることが自信につながり、今の会社から引き止めや交渉があっても揺るがず、強い気持ちで退職の意思を伝えやすくなります。
なお、在職中に転職活動をする場合、そのことを会社に知られてしまうと、引き止められる可能性が高いでしょう。転職先の内定が出てから、会社に退職の意向を伝えることをおすすめします。
例文: このたび、以前より目標としておりました〇〇業界の企業より内定をいただき、〇月〇日付で入社することが決定いたしました。誠に勝手ながら、〇月〇日をもちまして退職させていただきたく存じます。この会社で得た経験を活かし、新たな環境でも精進してまいります。これまでのご指導とご支援に心より感謝申し上げます。
専門家アドバイス: 退職理由を伝える際は、まず自身のキャリアビジョンと現職とのギャップを冷静に共有し、その課題をどう捉えているかを説明します。そのうえで、社内に残る選択肢も検討したうえで転職を選んだ理由を伝えると、納得感が高まります。すでに内定を得ており入社日も決まっていることを報告し、これまでの感謝と引継ぎへの協力姿勢を丁寧に示すことが大切です。
もし引き止められたら?スマートなかわし方と再交渉のポイント
「待遇を改善するので辞めないでほしい」「今辞められると代わりがいなくて困る」「退職して後悔するのでは」など、さまざまな理由で会社から退職を引き止められることがあります。
流されて引き止めに応じてしまい転職を撤回すると、自分の本当に進みたいキャリアが実現できなくなり、後悔につながります。
退職を決めているのであれば、引き止めてくれることに感謝の気持ちを示しつつ、それでも意思は固いことを伝えましょう。
「給与を上げるから」「部署を変えるから」など、条件を提示されるケースもありますが、安易に妥協するのは良くありません。
昇給したところでその仕事を続ける意味はあるのか、部署を変えることで問題は解決するのか、そもそも給与アップや部署変更は実現可能か、などをよく考えたうえで慎重に対応することをおすすめします。
【例文つき】転職面接で好印象を与える退職理由の伝え方
続いて、転職面接で良い印象を与える退職理由について考えていきます。
転職の面接ではほとんどの場合「退職理由」を聞かれます。ネガティブな理由や面接官が納得できない理由だと、面接の結果に影響が出てしまうでしょう。
面接官がどのような目的で退職理由を尋ねているのか把握し、意図に合った回答をすることが大切です。
ここでは、面接官が退職理由を通して何を見ているか解説したうえで、好印象を与える退職理由のポイントを紹介します。
面接官は退職理由から何を見ているか把握する
面接官は、応募者が自社とマッチする人材かどうか知るために質問をします。具体的には、以下の2点を確認しています。
- 入社後にまたすぐ退職しないか
- 仕事に対して何を求めているのか
せっかく採用したにもかかわらずすぐに退職されてしまうと、採用コストや育成コストが余計にかかってしまいます。前職でなぜ退職に至ったかを把握することで、入社後に前職と同様の事象が起こってしまう恐れがないかを判断しているのです。
また、退職理由や退職時のエピソードを聞くことで、応募者が仕事に求めていることや仕事への考え方を知り、会社の企業理念や業務内容とマッチしているかを確認しています。
好印象を与える退職理由の3つの鉄則を意識する
面接官が退職理由を尋ねる目的について解説しました。どのような回答だと面接官に好印象を与え、採用されやすいのでしょうか。
基本的には、以下の3つを意識すると良いとされています。
- ネガティブな表現をポジティブに変換する
- 前職への不満ではなく、将来への希望を語る
- 応募企業への志望動機と一貫性を持たせる
例えば、前職を辞めた理由が「給料が低いこと」だった場合、それをそのまま伝えるとマイナスな印象を与えてしまいます。
「経験を活かしてキャリアアップを目指したい」「成果が評価される会社で活躍したい」など、ポジティブな理由に言い換えましょう。
ただし、「キャリアップを目指したい」だけでは「ほかの会社でも良いのでは?」と思われてしまう可能性があります。志望する会社が持つ独自の特徴を交え、「御社でなければならない」理由を強くアピールしましょう。
また、退職理由に一貫性を持たせることも大切です。「私は○○に興味があり、○○を目指していて、それを実現するために退職した」というように、退職理由と入社理由に一貫性を持たせることで説得力がアップします。
【例文】退職理由の好印象な言い換え例
転職面接で退職理由を伝える際、ネガティブな理由をポジティブに言い換えることで好印象を与えると解説しました。
ここからは、具体例な理由を6つ挙げ、それぞれのケースごとにどのように言い換えることで好印象を与えられるのかを紹介します。
ケース1:人間関係が悪かった(上司と合わない、社内の雰囲気が悪いなど)
NG例:
「上司とそりが合わず、職場の雰囲気も悪かったので辞めました。」
好印象な言い換え例:
「前職では、個々の専門性を活かす業務スタイルが中心でしたが、私自身はチームメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、それぞれの強みを活かして目標達成に向けて協力し合える環境で、より大きな成果を生み出すことにやりがいを感じます。御社のような、チームワークを重視し、多様な意見を尊重しながらプロジェクトを進める文化に魅力を感じており、これまでの経験を活かして貢献したいと考えております。」
ポイント:
個人の批判ではなく、働き方や組織文化の違いに焦点を当てて伝えます。
応募企業の社風や理念が自身の求める働き方に合っていることを伝え、貢献意欲を示します。
協調性やコミュニケーション能力をアピールします。
ケース2:給料が低かった、待遇に不満があった
NG例:
「給料が安く、頑張っても評価されなかったので辞めました。」
好印象な言い換え例:
「前職では〇〇の業務を通じて成果を上げてまいりましたが、年功序列の評価制度のもと、成果が十分に評価されず、モチベーションの維持が難しい状況でした。そのため、より自身の成果や貢献が明確に評価され、待遇にも反映される環境で働きたいという思いが強くなりました。御社の成果主義の評価制度や、社員の成長を支援する姿勢に大変共感しており、これまでの経験で培ったスキルを活かして、より高い目標に挑戦し、事業の成長に貢献することで自身の市場価値も高めていきたいと考えております。」
ポイント:
単に給料が低かったことの不満を伝えるのではなく、実績や頑張りを正当に評価してもらえる環境を求める姿勢を示します。
応募企業の評価制度や理念に共感していることを表明します。
応募企業への貢献と自己成長への意欲をセットで伝えます。
ケース3:残業が多すぎた、労働時間が長かった
NG例:
「毎日終電で、休みも取れなかったので体力的にも限界でした。」
好印象な言い換え例:
「前職では多くのプロジェクトに携わる機会をいただき、多くの経験を積むことができましたが、限られた時間のなかで最大限の成果を出すために、業務効率化や生産性の向上により一層注力できる環境を求めるようになりました。御社が推進されている効率的な働き方や、ワークライフバランスを重視する企業文化のなかで、これまでの経験を活かしつつ、より集中して質の高い業務を遂行し、持続的に貢献していきたいと考えております。」
ポイント:
単なる労働時間の長さへの不満ではなく、「効率化」や「生産性」への意識の高さを示します。
応募企業の働き方や理念に共感し、貢献したいという意思を伝えます。
自己管理能力やタイムマネジメント能力を示します。
ケース4:仕事内容がつまらなかった、やりがいを感じなかった
NG例:
「毎日同じことの繰り返しで、仕事に飽きてしまいました。」
好印象な言い換え例:
「前職では〇〇という業務を通じて基礎的なスキルを習得できましたが、今後はこれまでの経験を活かしつつ、より主体的に企画段階からかかわり、お客様の課題解決に深く貢献できるような仕事に挑戦したいという思いが強くなりました。特に御社が注力されている△△の分野は、私が以前から関心を抱いていた領域であり、これまでの知見と新たな学びを融合させて、事業の発展に貢献できることに大きなやりがいを感じております。」
ポイント:
「つまらない」ではなく、より挑戦したい分野や貢献したい領域を具体的に示します。
応募企業の事業内容や方向性と自分の志向を結びつけるとよいでしょう。
前職で得た経験も活かしつつ、ステップアップしたいという意欲を伝えましょう。
ケース5:会社の将来性や経営方針に不安を感じた
NG例:
「会社の経営が危なそうだったので、先行きが不安で辞めました。」
好印象な言い換え例:
「前職では、業界の変化に対応するなかで、事業の方向性について深く考える機会がございました。そのなかで、より将来性があり、社会の変化に積極的に対応しながら成長を続ける企業で、自身のスキルを活かして貢献したいという思いが明確になりました。御社の〇〇というビジョンや、△△への積極的な投資は、まさに私が求める環境であり、これまでの経験を活かして新たな価値創造に貢献できると確信しております。」
ポイント:
会社の批判ではなく、自分がやりたいことや成長志向と結びつけた理由にしましょう。
応募企業のビジョンや事業戦略に共感し、そこで貢献したいという前向きな姿勢を示します。
ケース6:スキルアップやキャリアアップが見込めなかった
NG例:
「この会社にいても成長できないと思ったので辞めました。」
好印象な言い換え例:
「前職では〇〇の業務を担当し、一定のスキルを習得することができましたが、より高度な専門知識やマネジメントスキルを身に付け、キャリアの幅を広げたいという目標を持つようになりました。御社では、〇〇の分野での専門性を深められる機会や、若手にも裁量権を与える文化があると伺い、自身の成長目標と合致すると感じました。これまでの経験を土台に、新たなスキルを貪欲に吸収し、将来的にはチームを牽引できるような存在として貴社に貢献したいと考えております。」
ポイント:
スキルアップ・キャリアアップの目標を明確かつ具体的に示します。
応募企業の育成制度やキャリアパス、社風などに触れ、そこで成長したいという熱意を伝えます。
現状に満足せず、常に向上心を持っていることをアピールします。
「仕事を辞める理由」に関するよくある質問
ここからは、退職の意思を会社に伝える際に悩みがちなよくある質問とその答えをまとめます。
Q.仕事を辞める理由が上司にあるときはどうすれば良い?
仕事を辞めたいと決めたら、まずは直属の上司に報告するのがマナーです。しかし、直属の上司が原因で仕事を辞めたいと感じている人もいるでしょう。
ハラスメントを受けているなど、直属の上司に退職理由を伝えたくない場合、その上司のさらに上の上司に伝えましょう。
そのほか、人事担当者や産業医に相談するのも有効です。人事担当者であれば、退職までの流れや必要な手続きについてもサポートしてもらえます。また、産業医は守秘義務があるため、退職の相談をしても上司に知られることはありません。
Q. 仕事を辞める理由で印象の良いものはありますか?
本記事の「【例文つき】転職面接で好印象を与える退職理由の伝え方」の言い換え例を参考に、ネガティブな理由をなるべくポジティブに言い換えてみてください。
もしくは、キャリアアドバイザーに相談するのも有効です。キャリアアドバイザーは、転職希望者のサポートを行なっています。求人を紹介するだけでなく、応募書類のアドバイスや添削、面接練習などさまざまなサポートを行なっており、客観的な視点から退職理由のアドバイスをしてもらえるでしょう。
Q:仕事を辞める理由は関係者全員に言うべきですか?
「退職理由は関係者全員に説明しなければならない」という義務はありません。特に、病気や家庭の事情などはプライバシーにかかわることですから、話したくない人もいるでしょう。
基本的に細かく話す必要はなく、もし聞かれて答えたくなければ「一身上の都合で」などと伝えましょう。一部の人にのみ伝えたい場合は、「詳しくはお伝えできないのですが」「ほかの方には伝えないでほしいのですが」と前置きをしたうえで説明します。
Q. 面接や書類で適切な退職理由が思いつかないのですが、どうすればいいですか?
良い退職理由が思いつかないときは、まずなぜ退職しようと思ったのか書き出し、明確にしていきます。続いて、転職先に求めることは何かを洗い出し、優先順位をつけることで、自身の仕事観や最も譲れないことを把握します。最後に、退職しようと思った理由と転職先に求めることを結びつけると、一貫性のある退職理由が完成します。
なお、会社への不満が原因で退職したのであれば、それをそのまま伝えるのではなく、ポジティブな側面に焦点を当てて言い換えましょう。キャリアアドバイザーに相談するのも一手です。
まとめ:退職する理由と向き合い自分のなかで整理をして次のステージへ進もう
仕事を辞める理由や円満退職のコツ、具体的な退職意思の伝え方を例文とともに紹介しました。
仕事を辞める理由は、あなたのキャリアにとって重要なターニングポイントです。本音と向き合い、自分のキャリア観や仕事に対する考え方を紐解きながら、将来を見据えて準備する必要があります。
本記事で紹介した例文も参考にしつつ、あなたらしい退職理由を見つけ、新しいキャリアへの第一歩を踏み出しましょう。
OpenWorkでは、実際にその会社で働いたことがある人の社員クチコミを掲載しています。リアルな「生の声」を知ることで、その会社で自分が仕事に求めていることが実現できるか判断でき、入社後のミスマッチを減らせます。キャリア形成を助けるツールとして、ぜひ活用してみてください。
専門家アドバイス: 退職する際に、決して行ってはいけないことは、現職の業務や人間関係等からただ逃げたいという気持ちで行動してしまうことです。現職の現状と自分の目指しているキャリアとのギャップ(問題点)を冷静に分析し、問題解決の手段として退職を選択したという意志を上司や会社に伝え、共有することが成功のキーになります。目の前にある問題点は、あなた自身の問題であり、一旦は目を背けて逃げることができても、また次の環境でも同じ問題点が巡り巡ってやってきます。目の前の問題は、ご自身の人生において解決すべき問題点だと認識し、一つずつ誠実に対応していただくことをおすすめします。
専門家プロフィール
北村滋郎
■資格
特定社会保険労務士
CFP
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
CDA
国家資格キャリアコンサルタント
外国人雇用管理主任者
■プロフィール
1961年京都府長岡京市生まれ、神戸市在住。大阪大学人間科学部卒。
上場企業に人事として就職し、若くして管理職に就任。その後、正論を振りかざして上司を論破しまくったため、組織で孤立という挫折を経験し閑職に。阪神淡路大震災での被災を機に、日本古来の哲学・仏教等に関心を持ち、人は理屈だけで動くのでないことを学ぶ。自然哲学を活かした経営理論を多くの師匠から伝授され、成果を上げて、取締役に抜擢される。現在は、会社経営のみならず人生経営にも理論を発展させ、創業社長・二代目社長・地域のリーダー・学生の皆様のお悩みを解決する面談とセミナーを展開中。「人生と経営に関わる課題を家庭教師のように一緒に解決していく手法が実践的」と好評を得ている。