転職の不安は原因と対処法が分かれば乗り越えられる【専門家監修】
監修者
北村滋郎
M&M企画(社会保険労務士事務所)代表
■資格
特定社会保険労務士
CFP
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
CDA
国家資格キャリアコンサルタント
外国人雇用管理主任者
この記事でわかること
- 2021年~2023年にかけて転職者は増加傾向にあり、転職した人の半数以上が現在の職場に満足していると回答
- 不安を抱えた人の体験談によると、面接で不安を解消したケースもある
- OpenWorkでは実際に企業で働いている人のクチコミを閲覧できるので、積極的に活用するのがおすすめ
転職に関して感じる不安は、6つの軸に分かれるといわれています。しかし、自分が抱えている不安を言語化しつつ、必要な対処を講じることで、転職の不安は乗り越えられます。
雇用動向に関するリアルなデータを見ても、転職後の結果に満足している人は多いので、転職は決して不安になるばかりではありません。
専門家からのファーストアンサー: 未知の環境に飛び込むのだから不安になるのは当然です。だからと言って一歩も行動しないのでは、現状の問題を解決できません。不安なのは前に何があるか見えないからに過ぎません。正しい情報という羅針盤を手に入れ、行動を開始し、新しい航海に出発しましょう。
転職でよくある6つの不安と対処法
転職に関する不安は大きく分けると、6つのタイプがあります。将来・お金・人間関係・年齢など、不安を感じるポイントは人によって異なるため、ケースバイケースで対処することが大切です。
転職でよくある6つの不安を解決法とともに解説するので、ぜひ参考にしてください。
1.転職先が決まらないのではないか
転職で感じがちな不安の一つが「転職先が決まらないのでは」というものです。転職活動が長引くとキャリアに空白期間ができるうえ、ストレスや金銭的な問題も生じかねないため、余計に不安が大きくなってしまうのかもしれません。
しかし、転職活動を進めるなかで、新しい選択肢や自分の希望条件に合う企業が見つかる可能性もあります。次の3ステップで転職の軸を作っておけば、良い結果につながりやすくなるでしょう。
- 現在の職場で不満に思っていることを書き出す
- どのような環境ならステップ1で書き出した不満を解消できるのか整理する
- ステップ2で考えた環境を実現できる業界・職種を検討する
また、景気が良くないことから「転職市場の状況が悪いのではないか」と考え、転職自体が怖くなってしまったという方もいるでしょう。しかし、景気が悪くても良い求人を見つけたり、好条件を引き出したりすることは可能です。
スムーズに転職したいなら、まずは業界や企業のリサーチを徹底的に行なう必要があります。そのうえで、求められるスキルや将来的なキャリアパスを考えることが大切です。
加えて、現在の職場で働きながら転職活動を進めることで、転職先が決まらないことによる金銭面での不安は解消されます。
2.転職したことを後悔するかもしれない
「前の職場のほうが良かったと後悔することになるのが怖い」という不安は、特に未経験の業界・職種に転職しようとしている方が抱えやすい傾向にあります。
転職したことへの後悔を避けるためには、転職に向けた準備をしっかり行なったうえで、自分にマッチする企業を選ぶことが大切です。「仕事内容が思っていたものと違う」「新しい職場の社風が合わない」といったミスマッチが起こると、ほぼ確実に後悔する羽目になります。
まずは、現在の職場と転職希望先をさまざまな条件で比較検討します。そして、転職したい理由および転職が怖いと感じる理由を書き出し、不安の原因を探りましょう。
未経験の業界・職種であることが不安の原因なら、転職希望先の情報を掘り下げたり、面接で積極的に逆質問を投げかけたりして、未知を既知に変えることが重要です。
また、在職中に転職活動を進めることで、現在の職場に留まるという選択肢も残せます。転職活動を始めたからといって、絶対に転職しなければならないわけではなく、状況次第で中断しても良いのです。
OpenWorkでは、転職希望先の企業で実際に働いている人、あるいは過去に働いていた人のクチコミが掲載されています。職場の雰囲気や仕事のやりがいなどに関するリアルな声が集まっているため、不安なポイントはOpenWorkを使って解消していきましょう。
3.年収が下がるかもしれない
年収アップを目指して転職する方が多い一方で、転職後の年収が下がるのではと不安に感じている方も少なくありません。
厚生労働省が公表している「令和5年 雇用動向調査結果の概況」によれば、転職によって前職より賃金が増加した人の割合は約4割です。賃金が減少した人および変わらない人の割合がそれぞれ約3割なので、どちらかというと年収は上がりやすい傾向にあります。
しかし、年収が下がる可能性もあるため、あらかじめ給与体系や評価制度を確認しておきたいところです。特に、未経験の業界・職種に転職したり、役職手当がなくなったりした場合、年収が下がる可能性は高くなります。
出典:3 転職入職者の状況 ⑶転職入職者の賃金変動状況 |厚生労働省
転職で年収アップを目指すなら、自己分析と企業分析が欠かせません。転職希望先の年収は求人情報にも載っていますが、OpenWorkのクチコミを見ることで、よりリアルなデータを確認できます。
4.新しい仕事や職場になじめないかもしれない
「転職先での仕事をきちんとこなせるか心配」「新しい職場になじめないことが怖い」など、環境の変化に対する不安を感じるのもよくあるケースです。特に未経験の業界・職種に転職する場合、これまでと環境が大きく変わるので、不安を抱いてしまうことは仕方ありません。
人間はルーティンを好む生物であり、予測できる事象に対して安心感を抱く一方で、転職先など予測できないことに対しては不安を感じてしまうのです。
新しい環境になじんで成長するためには、発想を転換して「未知=大きな可能性」ととらえることが大切です。そのうえで、転職したい理由と転職に不安を感じる理由、新しい仕事や職場になじめないかもしれないと思う理由を書き出し、時間をおいて読み返してみましょう。
環境の変化に対する不安が未知への恐怖から来ているものなら、面接で積極的に逆質問を実施し、未知を既知に変える必要があります。
そもそも、転職先や新しい仕事になじむためには一定の期間が必要です。転職後は焦らず、「最初の3か月は頑張ろう」など期間を定めて取り組むとよいでしょう。
5.転職したら周囲に迷惑がかかるかもしれない
「転職によって収入が減って家族に迷惑がかかるかも」「今の職場の同僚に迷惑をかけてしまいそう」など、転職による周囲への影響を気にしすぎて不安になる方もいます。
転職して新しい仕事に挑戦したいと考えていながら、家族や同僚に迷惑をかけたくないという気持ちも抱いていることは、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものです。
また、転職により、同僚に仕事の負担が増える可能性はあります。しかし、他の社員と分担したり、新しい社員を採用したりして、その状況はいずれ解消されるはずです。「自分がいなくても会社は回る」と割り切るようにしましょう。
特に未経験の業界・職種に転職する場合、一時的に年収が下がってしまう可能性は高いので、転職を躊躇してしまう方は多いかもしれません。しかし、転職先で実務経験を積み重ねたり、スキルアップや資格取得に励んだりすることで、年収アップは実現可能です。
収入面で家族に迷惑がかかると考えているなら、お互いに納得できるまで話し合う必要があります。
6.年齢によって転職で不利になるかもしれない
20代で転職する場合、勤続年数の短さゆえに「すぐに前職を辞めたと思われるのでは」と不安を感じるかもしれません。一方、40代以降の転職では「年齢的に採用してもらえる可能性は低いのでは」という不安が生じやすいでしょう。
確かに、年齢は採用基準にかかわる要素の一つです。しかし、転職市場ではそれ以上に、実務経験やスキル、資格の有無などが重要視されるので、年齢を理由に転職を諦める必要はありません。
OpenWorkでは、社員・元社員に対して直接質問をできる機能もあるので、不安なポイントがあるなら事前に質問してみましょう。
専門家アドバイス: 現在から未来を見るという視点では、リスクがあって不安になるのは当然です。しかし未来から現在を見るという視点では、そのリスクやピンチのおかげで人は成長し、成功へと導かれていくと多くの成功者が語ります。まずは自分の理想とするキャリアビジョンをしっかり描き、未来からの視点で考えるようにしましょう。そうすれば「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということになるはずです。
【データで見る】転職市場に対する知っておきたいこと
転職を考えているなら、まずは転職市場の現状を把握しておくことが大切です。
厚生労働省の「令和5年 雇用動向調査結果の概況」によると、2023年の転職入職率は10.4%です。このように、公的機関のデータをもとにして、転職者の動向や満足度を掘り下げていきます。
出典:(3)職歴別入職者数、入職率の状況 令和5年 雇用動向調査結果の概況 |厚生労働省
転職者は増加傾向にある
厚生労働省が公表している「令和5年 雇用動向調査結果の概況」をもとに、近年の転職入職率を表形式でまとめました。
| 年度 | 転職入職率 |
|---|---|
| 2014 | 10.9% |
| 2015 | 10.6% |
| 2016 | 9.8% |
| 2017 | 10.2% |
| 2018 | 10.0% |
| 2019 | 10.7% |
| 2020 | 9.2% |
| 2021 | 8.7% |
| 2022 | 9.7% |
| 2023 | 10.4% |
出典:(3)職歴別入職者数、入職率の状況 令和5年 雇用動向調査結果の概況 |厚生労働省
2014年以降、転職入職率は10%前後で推移していました。2019年~2021年にかけてやや低下しましたが、2021年~2023年にかけて上昇し、再び10%台になっています。
終身雇用制度の衰退や働き方の多様化が進む現代社会において、転職は特別なことではありません。実際、多くの人がキャリアアップ・年収アップ・職場環境の改善などを実現するため、転職を選択しています。
転職を考えているのが自分だけではないとわかれば、不安が一つ解消されるのではないでしょうか。
専門家アドバイス: 時代の変わり目の今、歴史ある大企業を中心に、硬直した古い経営体質で風土を変えられない「慣性の法則」だけで経営されている企業も増えつつあります。新しく何かを生み出したい、何かを変えたいという勇気あるビジネスマンがそんな企業を飛び出すことが多くなり、結果的に転職者が増えているのが実態でしょう。
前職を辞めた理由は人間関係が多数
また、前職を辞めた理由は人によってさまざまです。厚生労働省の「令和5年 雇用動向調査結果の概況」によれば、転職入職者が前職を辞めた理由は、男女別に以下のようになっています。
<男性>
- 定年・契約期間の満了...16.9%
- 職場の人間関係が好ましくなかった...9.1%
- 給料等収入が少なかった...8.2%
<女性>
- 職場の人間関係が好ましくなかった...13.0%
- 労働時間、休日等の労働条件が悪かった...11.1%
- 定年・契約期間の満了...9.8%
前年度の調査結果と比較したとき、回答者の割合が最も増えた退職理由は以下のとおりです。
- 男性:仕事の内容に興味を持てなかった...+2.9ポイント
- 女性:職場の人間関係が好ましくなかった...+2.6ポイント
男女ともに「職場の人間関係が好ましくなかった」が退職理由の上位に入っていることから、人間関係に悩んで転職する方が多い現状を表しています。特に女性は、前年度と比較しても人間関係を理由に前職を辞める人が増えているため、転職先の人間関係に不安を感じている方が多いのかもしれません。
出典:(2)転職入職者が前職を辞めた理由 令和5年 雇用動向調査結果の概況 |厚生労働省
なお、仕事内容や職場の人間関係に関しては、OpenWorkのクチコミを閲覧すると事前に把握できるため、ぜひご活用ください。
転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間
厚生労働省の「転職者実態調査の概況」によると、転職活動の開始から現職を退職するまでの期間は「1か月以上3か月未満」が27.1%で最多です。次いで「1か月未満」が19.1%、「3か月以上6か月未満」が15.0%と続いています。
上記の結果は、約6割の方が転職活動を始めてから6か月未満で転職先を見つけていることを示しています。実際に転職活動を進める際は、この6か月という期間を目安にしましょう。
現在の勤務先を選んだ理由
厚生労働省の「転職者実態調査の概況」では、転職者が現在の勤務先を選んだ理由(3つまでの複数回答)の調査結果も掲載されています。
最多の回答は「仕事の内容・職種に満足がいくから」で、その割合は40.9%です。次いで「自分の技能・能力が活かせるから」が37.6%、「労働条件(賃金以外)がよいから」が24.8%となっています。
また、男女別に回答を見てみると、「会社に将来性があるから」は男性が16.3%、女性は8.5%と男性のほうが高めで、「転勤が少ない、通勤が便利だから」は男性が17.0%、女性は27.5%と女性のほうが高くなっています。
先述した前職を辞めた理由と比較してみると、前職での不満を解消できる転職先を選んだといえるのではないでしょうか。
転職者の仕事への満足度
厚生労働省の「転職者実態調査の概況」によると、「職業生活全体」で見た場合、現在の勤務先に対する転職者の満足度は「満足」「やや満足」の合計(以降「満足」)が53.5%、「不満」「やや不満」の合計(以降「不満足」)が10.2%です。
「満足」と「不満足」の差は43.3ポイントで、男女別に見ると、男性が43.2ポイント、女性が43.3ポイントとほぼ同じ数値です。事業所規模別に見てみると、大きな事業所ほど満足度が高い傾向にあります。
また、「仕事内容・職種」「賃金」などの項目別に満足度を見た場合、すべての項目で「満足」が「不満足」を上回っています。「満足」と「不満足」の差の最高値は「仕事内容・職種」で61.2ポイント、最低値は「賃金」で17.7ポイントという結果です。
満足度項目別の結果は、多くの人が転職にあたって仕事内容や職種を重視していることと、その結果に満足していることを示しています。
OpenWorkで企業のリアルな情報を入手すれば、より満足度の高い転職を実現しやすくなるでしょう。
転職前後で賃金はどう変わったか
厚生労働省の「令和5年 雇用動向調査結果の概況」によれば、前職より賃金が「増加」した人の割合は37.2%であり、そのうち「1割以上の増加」は25.6%となっています。また、「変わらない」とした人の割合は28.8%です。
一方、前職より賃金が「減少」した人の割合は32.4%で、そのうち「1割以上の減少」は23.4%でした。前年度と比較した場合、「増加」した人の割合は2.3ポイント上昇し、逆に「減少」した人の割合は1.5ポイント低下しています。
出典:(3)転職入職者の賃金変動状況 令和5年 雇用動向調査結果の概況 |厚生労働省
転職によって賃金が「増加」した人の割合は4割弱、賃金が「減少」した人の割合が約3割です。そのため、転職で収入が減少する可能性はあります。しかし、「増加」した人の割合は前年度と比較して増えているため、転職による年収アップも期待できます。
クチコミから見る | 不安を抱えながらも転職に挑んだ人の体験談
転職活動に対する不安の根底にあるものは「転職先の環境がわからない」という感情です。キャリアパスなど社員の支援に関する情報が足りなかったり、仕事内容に対するイメージを持ちにくかったりする場合、特に不安が生じやすくなります。
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この社員クチコミを見る >>入社理由と入社後ギャップ: 面接は数回にわたって実施される。人事やマネージャーとの面接以外に、自身と年齢の近い社員との面談もさせてくれる。 これは堅苦しい内容ではなく、自身の不安や気になっていること等をざっくばらんに質問させてもらえるような時間。 これにより不安もある程度解消され、かつ色んな社員と話すなかで、社風の良さを非常に感じる。
この社員クチコミを見る >>転職に不安があるならOpenWorkの活用がおすすめ
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まとめ:転職の不安を解消するには情報収集が大切
転職の不安は未知への恐怖が原因で生じるケースが多いため、しっかり情報収集を行なって自分の「わからない」を解消することが大切です。「未知=大きな可能性」と発想を転換すれば、新しい環境でも成長しやすくなります。
また、転職するのは若い世代だけとは限りません。40代以降や60代でも転職に成功している方はいるので、年齢で諦めずにチャレンジしてみることを推奨します。
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専門家アドバイス: 転職し、新しい環境に飛び込んだら、自分の理想の未来にフォーカスし、目の前の事実に一喜一憂せずに、自分の問題として前向きに受け入れる。そして次の最善策を検討し、行動する。行動の結果をまた受け入れて、また次の最善策を検討し、行動する。一見非効率に見えるけれども、この行動を繰り返しながら、これから起きることにワクワクしながら、人生を楽しむ心を大切にする。そして転職前と後で出会う人たちが大きく変わってきたと感じたら、あなたの転職はすでに成功したといえるのでしょう。
専門家プロフィール
北村滋郎
■資格
特定社会保険労務士
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1級ファイナンシャル・プランニング技能士
CDA
国家資格キャリアコンサルタント
外国人雇用管理主任者
■プロフィール
1961年京都府長岡京市生まれ、神戸市在住。大阪大学人間科学部卒。
上場企業に人事として就職し、若くして管理職に就任。その後、正論を振りかざして上司を論破しまくったため、組織で孤立という挫折を経験し閑職に。阪神淡路大震災での被災を機に、日本古来の哲学・仏教等に関心を持ち、人は理屈だけで動くのでないことを学ぶ。自然哲学を活かした経営理論を多くの師匠から伝授され、成果を上げて、取締役に抜擢される。現在は、会社経営のみならず人生経営にも理論を発展させ、創業社長・二代目社長・地域のリーダー・学生の皆様のお悩みを解決する面談とセミナーを展開中。「人生と経営に関わる課題を家庭教師のように一緒に解決していく手法が実践的」と好評を得ている。