1990年の設立以来「小売をカガクする」という社名の下、現場の人間の勘・経験といった属人的なスキルに依存していた小売業にデータ分析に基づいた科学的なアプローチを持ち込むことで業務効率化・ノウハウの見える化を実施してきました。
創業者である大久保は、数多くの小売業にて生産性向上の実績を持ちます。98年ファーストリテイリング(ユニクロ)、02年には良品計画(無印良品)の経営改革を担当しそれぞれグローバル企業への礎を築いた後、ドラッグイレブン・成城石井の社長に就任し同社を高成長・高収益体質に変革。セブン&アイ・フードシステムズ(デニーズ等)の社長を務めて黒字企業に変革し、セブン&アイ・ホールディングス常務執行役員を務めました。
2017年春から大久保はリテイルサイエンスに戻り、代表取締役を務めた後、2021年より株式会社西友の代表取締役社長に就任しています。
大久保は小売業の最前線で業務カイゼンを繰り返すなかで業界全体の生産性を底上げすることが必要であると痛感し、現場で体得したノウハウを元にシステム化による業務効率化を目指して設立されたのがリテイルサイエンスです。
弊社は経営者のパートナーとして経営層から現場まで直でやりとりをし、抽出した課題を元に要件定義から始めるケースが多くなっています。設計開発から導入後のサポートまでエンジニアが責任を持って行うのが特徴。システム導入はあくまでもスタートラインに過ぎません。私たちのゴールはクライアント、そして業界全体の生産性向上と収益最大化です。結果、10年以上の付き合いがあるクライアントも多く、深いところでの提案を可能にしています。
同業他社さんでもテクニカル的な部分で尖っている会社は他にもあります。そのなかでお客様が当社を選ぶのは、長年の実績で培った距離の近さ・信頼の深さというヒューマンの部分、ここはどの会社にも負けないつもりです。常にお客様の頼れるパートナーとして、これからも小売・流通業界の仕組み全体を支えていきたいと思っています。小売・流通というビジネスモデル・商習慣に対する理解の深さに裏打ちされたシステム開発で経営層から現場まで圧倒的な支持を頂いています。